巨人は29日、新外国人選手として前マリナーズ、ライアン・クック投手(31)と契約合意に達したと発表した。背番号は18年シーズンまで
高橋前監督が現役時代から計21年間背負ってきた「24」に内定。来季の抑え候補として期待がかかる。

 クックは今季、マリナーズで19試合に救援登板。2勝1敗5ホールド、防御率5・29の成績だった。右打者には主に速球とスライダー、左打者には
ツーシームとチェンジアップを巧みに操る。登板17イニングを大きく上回る23奪三振をマークし、奪三振率12・2と高い数値を誇った。

 これで今オフはFAで広島から丸、西武から炭谷を獲得。さらに今季メジャー20発の大砲ビヤヌエバ、右の切り札役もこなせる前オリックスの中島に、
先発候補の前マリナーズ岩隈に次いで支配下選手では6人目の補強となった。

 ◇ライアン・クック(RYAN・COOK)1987年6月30日、米カリフォルニア州フレズノ生まれ。31歳。南カリフォルニア大から
Dバックスの27巡目(全体828位)でプロ入り。2011年にメジャー昇格し、同年オフにアスレチックス移籍。12年は初戦から22試合連続
無失点をマーク、オールスター戦にも選出。将来を嘱望されたが、その後、故障もあって低迷。今季5月17日にメジャーに3年ぶりに復帰した。
188センチ、98キロ。右投右打。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181229-00000049-sph-base