元フジテレビのフリーアナウンサー、加藤綾子(33)が30日放送の特番「運命のクロスヒストリー 徹底捜査 忠臣蔵」(後9・0)でNHK総合のMCに初挑戦することが22日、分かった。
さまざまな角度から歴史的事件を捜査していく新感覚の番組で、歴史番組の進行を務めるのも初。今年は本格女優デビューするなど挑戦し続けたカトパンが、また新たな引き出しを増やす!

 挑戦の一年の締めくくりは、NHK総合初司会だ。“年末の風物詩”にスポットを当てた歴史特番をカトパンが仕切る。

 「運命のクロスヒストリー−」は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした江戸時代の大事件、忠臣蔵の真相に迫る歴史エンターテインメント。

 同局の人気番組「歴史秘話ヒストリア」のように歴史が秘めた物語を届けるのではなく、刑事捜査の手法での実証や科学的実験などで迫る。特番では現場となった吉良邸での死闘、討ち入りの背景となった松之大廊下刃傷事件を本格ドラマと最新研究で徹底再現する。

 この特番の進行役に選ばれたのが、2016年5月のフリー転身後も活躍が目覚ましい加藤。視聴者目線で親しみやすいMC力は群を抜いており、制作側から「難しい歴史も分かりやすく、面白くお伝えできる」と起用され、NHK総合での初司会が決定した。

 歴史番組MCも初で、加藤は出演にあたって忠臣蔵を猛勉強したといい、「番組ではさらに踏み込んだ真実を学ぶことができて、とてもためになって楽しかったです」と笑顔。さらに「NHKならではと言いますか、再現VTRがしっかりと作られていてすごい!とスタジオでも盛り上がりました」と振り返った。

 興味がある歴史には新撰組を挙げ、「女性目線だと男の生きざまのようなことにあまりついていけませんが、この番組のように歴史をひもといていくとその時代の人たちの生き方の美学が見えてくるので学んでみたい」と第2弾を期待した。

 今年はTBS系「ブラックペアン」で本格女優デビューしたほかNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で朝ドラデビュー、平昌五輪キャスターでは現地リポートに初挑戦した。
活動の幅を広げた一年に「新しいこととの出会いが多く、自分の中でもがいて頑張ったと思える一年でした」と充実した表情。「来年も流れに身を任せて頑張りたいと思います」と来年も飛躍を誓った。

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