0001ばーど ★
2018/12/18(火) 08:08:06.03ID:CAP_USER9https://lpt.c.yimg.jp/amd/20181217-00010003-cbc-000-view.jpg
地元・名古屋の大学を卒業し、会社員を18年、独立して2年と、気がつけばいわゆる社会人をもう20年もやっている。
平成最後の12月、やたら振り返る世の中のムードに乗ってその歳月を振り返ってみると、うれしかった経験は山ほどあるが、楽しかった記憶が一度もない。ただ、ほんの一握り、それに近い仕事もあるにはあった。オーディションだ。
と言っても出る方ではなく、審査をする方。ドラマの出演者を選ぶものや、変わり種では、知らない人を探す方が難しいアイドルグループの新メンバー候補を決めるものもあった。
もちろん、目の前の方の人生を変えてしまう可能性があるので、他の業務と同様楽しんでいる余裕など無いものの、どのオーディションでも興味深いという感情は自然と沸いた。本気のアピールから漂ってくる、その人オリジナルの人間臭さに惹かれるのである。
具体的なことは秘密保持のため書けなくて恐縮だが、12日に名古屋で放送していたCBCテレビの『本能Z』に同じ種類の興味深さがあったため、そちらの助けを借りることにする。先に一言で言ってしまえば「空気を読まない空気は旨い」ということになろう。
『本能Z』は、自ら「オモシロ人材発掘番組」と銘打っている。発掘される側としては出演自体が公開オーディションのような意味もあるので、とにかく必死である。
未だ影響力の大きい地上波テレビ番組への出演というチャンスを生かそうと、番組では若手芸人さんを中心とした様々なゲストがやってきてはアピールを図る。そのうち私から見て最もスタジオが修羅場と化すのが、“女性であること”を武器とするお仕事をされている方がゲストの回である。
12日の放送は「バラエティ進出を狙うグラビアアイドルスペシャル」で、まさにそれ。
出演者は登場順に、忍野さらさん(23)、清水あいりさん(25)、徳江かなさん(19)、彩川ひなのさん(23)の4人。当然ながら全員が見目麗しい女性たちだった。
ゲストの4人を決める時点で、すでに何らかの選考があったものと推察され、それぞれキャラクターはかぶっていなかった。だが、「アピールスタイル」という観点で言えば、はっきり2つに分かれていた。
魅力を“自ら伝えていく派”と、“相手に気付いてもらう派”。ありていに言えば、グイグイ前に出るか、それをしないかということだ。
■今、成功を収めなければ、次はない
まずグイグイの1人、清水あいりさんは、特技の琉球空手を披露する際、道着の“下”を履いていなかった。大阪の実家に置いてきてしまったのだそうだ。大変なうっかりさんであるし、また“上”も大変けしからん着方をされていたのは言うまでもない。
もう1人のグイグイ、彩川ひなのさんは、番組MCのお一人・今田耕司さんの言葉を借りれば、「やってることがほぼ安田大サーカスのクロちゃん」であり、かつてアイドルグループ・Berrys工房で活躍した「ももちと同じ扱いでいい」という言葉に尽きる。
かたや、一般的には模範的な振る舞いをしていた2人がどうだったかと言えば、徳江かなさんは自らのアピールタイムであるお芝居の最中に彩川さんに割って入られた上、それに追随した清水さんにオイシイところを持っていかれる形に。
残る忍野さらさんは、特徴だという“運動音痴”ぶりをその前に披露できてはいたものの、他3人による混沌としたお芝居の場面では、後ろの自席からひたすら見守ることを余儀なくされていた。
今、成功を収めなければ、次はない。社会人やプロとして当たり前であるはずのこの覚悟は、持ち続けることが非常に難しい。
だからこそ、美しくも決死の形相で番組収録に挑んでいるグラビアアイドルさんの覚悟の目を見ていたら、笑いながらも自らが戒められているような気分になった。
10数年前、私がドラマのオーディション会場などでお会いし、同じような目をしていて印象に残った、当時の子役さんやアイドルさん。そうした方々の中には、いま人気女優としてご活躍の方が少なくない。
以下ソース先で
12/17(月) 16:58
CBCテレビ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00010003-cbc-l23&p=1