0001砂漠のマスカレード ★
2018/12/13(木) 07:16:20.05ID:CAP_USER9まさかのJ2降格によって、柏には主力選手流出の危機が叫ばれている。
伊東純也、中村航輔、鈴木大輔、中山雄太、江坂任ら日本人選手はもとより、クリスティアーノ、キム・ボギョンといった
外国籍選手を含めて実力者を揃える柏の選手たちは、間違いなく他クラブの移籍候補にリストアップされているだろう。
結論から述べさてもらえば、多少の移籍はあったとしても、決して“草刈場”と言われるほどの選手流出はないと見ている。
ほとんどの選手が複数年契約を結び、移籍には多額の違約金が発生することもその理由のひとつではある。
ただ、この件に関しては、相手クラブが満額の移籍金を支払い、条件面で折り合いが付けば断る理由はなくなる。
そこでもうひとつ問われるのが、クラブ側のチーム再建へ向けた本気度だ。
柏U−18のコーチを務めていた布部陽功氏が11月22日付でゼネラルマネジャーに就任し、強化部の責任者となった。
布部GMは2010年から16年まで柏のトップチームのコーチを務め、当時から選手の厚い信頼を受ける。
国内タイトルを総なめにしていた数年前のように「柏を再び強いチームにしたい」と、その強い思いを抱く布部GMが主力全選手の慰留に努めているのは間違いない。
GM就任のリリース前の時点ですでに強化部入りし、迷走していた加藤望前監督から岩瀬健監督への交代へと踏み切り、ラスト2試合でチームに秩序をもたらしたことは、布部GMが示した再建の意思の表れでもあった。
その布部GMの慰留によって心を動かされ、残留を決意する選手がいても不思議はなく、
実際に「J2で優勝して1年でJ1に復帰する」と明言するクリスティアーノをはじめ、複数人の選手は来季も柏でプレーする意向を示唆している。
それでも若干名の移籍は避けられないだろうし、他クラブの移籍状況によっては“玉突き”で柏の選手に白羽の矢が立ち、急遽移籍が成立する可能性も考えられる。
だが何よりも、試合に出続けていたレギュラークラスの選手たち自身が降格の責任を強く感じているため、主力選手の大半が移籍を志願し、大幅にメンバーが入れ替わるという事態は考えにくい。
ナタン・ヒベイロもオルンガも戦力とは言い難い。外国籍枠の見直しは必須だ
例外は海外移籍のケースだ。海外進出を見据える選手は少なくはなく、海外クラブからのオファーが届いた場合は、前述の例には当てはまらない。
なかでもシーズン中からデュッセルドルフ、レバンテが興味を示していると伝えられていた伊東の海外移籍はもはや既定路線であり、仮に柏がJ1に残留していたとしても、伊東は海を渡ることになったはず。
それに7月にはチームをJ1に残留させるため、一度は海外からのオファーを断る心意気も見せた。
海外挑戦をするのであれば、快く伊東を送り出してあげるべきだろう。
日本人選手の流出を最小限に食い止めることとは対照的に、外国籍枠の見直しは必要である。
特に今夏に加入したナタン ・ヒベイロ、オルンガは救世主として期待されながらもサブに甘んじるケースが多く、戦力になったとは言い難かった。
期限付き移籍のナタン ・ヒベイロは、怪我の治療でシーズン終盤にはすでにブラジルへ帰国。
おそらく来季は柏でプレーをしない。したがって外国籍選手の枠は確実に空く。
1年での昇格が極めて難しいミッションと化した現在のJ2を戦い抜き、1年での昇格と、その先のJ1での戦いを見据えるならば、質の高い外国籍選手の獲得はマストである。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181213-00051392-sdigestw-socc
12/13(木) 6:19配信