2018年12月05日 水曜日

 サッカーJ1仙台とJ2山形が対戦する天皇杯全日本選手権の準決勝は5日午後7時、キックオフを迎える。大一番を前に会場のユアテックスタジアム仙台(仙台市泉区)では、早く入場して良い席を確保しようというサポーターが、早朝から場所取りのために長蛇の列を作った。

 仙台サポーターが集結する自由席に近い正面入場ゲートには午前9時ごろまでに約300人が集まり、地面に目印となるテープやシートを張り付けた。

 先頭を確保した泉区の会社員石川将さん(46)は「日の出ごろに来た。天皇杯は一発勝負。何が起こるか分からず、一瞬も気が抜けない」と、選手同様に気を引き締めた。泉区の会社員佐藤美幸さん(59)も「決勝(9日・埼玉スタジアム)を見据え、当日の新幹線も予約した。準々決勝でJ1王者の川崎を破った山形は難敵。最初から攻めてほしい」と語った。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181205_14058.html