東京都は4日、2020年東京五輪・パラリンピック開催時に空港や駅で交通案内などを担う都市ボランティアの応募者が2万467人となり、目標の2万人を突破したと発表した。大会組織委員会が募集している競技会場などで活動する大会ボランティアの応募者は11月に目標の8万人を突破していたが、都が募集する都市ボランティアは苦戦していた。いずれも今月21日まで募集している。

 都市ボランティアは大会ボランティアに比べて活動期間を短くするなど、条件を緩和して募集をスタート。しかし、大会運営に携わり、選手の間近で活動できる可能性がある大会ボランティアに比べ、活動が地味との指摘もあり、当初は応募が伸び悩んでいた。

 このため、都は今月5日までとしていた募集期間を先月、延期したが、結果的には当初の期間内で目標に達した。いずれのボランティアも9月に募集を開始した。


2018.12.4 15:29
https://www.sankei.com/tokyo2020/news/181204/tko1812040002-n1.html