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2018年11月29日

幾多のビッグで伝説的なロックコンサートの舞台となってきた、“野音”こと日比谷野外大音楽堂。だが、この日の“パフォーマー”はいささか異な組み合わせで――。

11月17日、カラッと晴れ渡った会場に鳴り響くチベット民族音楽。3千人ほどの客が総立ちになったのは、2年ぶりに来日していたダライ・ラマ14世が登場したときのこと。“人類はみな家族”というコンセプトのイベントで、その主役が法王だったのだ。

場所が場所だけに、ターゲットは若者。というわけで、若者代表としてイベントに参加したのが冨永愛。初対面にもかかわらず、法王、しっかり手をにぎっちゃって、どこかうれしそう。続く説法にも力が入り、30分ほど持ち時間を超過した。それにしても目を引いたのは身長差。法王も思わず英語で「とてもトールだね」と言ったほど。超ド級の高位にあるダライ・ラマを軽くしのいだ冨永愛。2人とも伝説級のビッグさです。

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