米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは18日、人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』のプロデューサー、キャスリーン・ケネディさんに長年の映画業界への貢献を称え、名誉賞を授与した。

 ケネディさんは夫のフランク・マーシャルさんと共に、毎年映画プロデューサーに与えられる「アービング・G・タルバーグ記念賞」を授与された。女性の同賞受賞は初めて。

 ロサンゼルスで行われた授賞式で、ケネディさんは最近のハリウッドの多様化や女性の役割拡大に向けた努力を評価、「この賞を受ける最初の女性となって非常に名誉だが、私がこの賞に値する最初の女性ではない。また、私が最後でないことを確信している」と述べた。

 ケネディさんとマーシャルさんは、スティーヴン・スピルバーグ監督とともに1981年にアンブリン・エンターテインメントを設立、『E.T.』『ジュラシック・パーク』『カラーパープル』など多くの名作を製作した。その後、ケネディさんは2012年にルーカスフィルムの社長に就任、『スター・ウォーズ』シリーズを世に送り出した。

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