女優の酒井法子(47)がネット配信ドラマに出演することが発売中の「週刊女性」で明らかになった。

 ネット配信会社のDMM.comの「蛇の道は蛇」(仮)というドラマで年末から年始に配信予定。特別出演という位置づけで、すでに3話まで収録済みだという。

 覚醒剤取締法違反で逮捕されたのは2009年の8月。その後、謹慎期間を経て舞台やイベントなどには出演するも、本格的な映像作品に女優として出演するのは10年ぶり。芸能評論家の肥留間正明氏は「ヘタレなテレビに追随し、処罰が厳しすぎた」と酒井に同情的だ。

「執行猶予は3年なのに復帰まで実質10年とはみそぎにしては長い。地上波テレビがスポンサーの顔色をうかがうばかりで起用できなかったというのは、テレビが弱腰すぎ。彼女には“やり直す権利”があるわけですし、これまでボランティアや子供の学校行事に尽力してきたことを評価すべき。忘れた頃に再犯を繰り返す元夫についても責任はないし、凛とした姿を見せることで一線を画すこともできるでしょう」

 中国人ジャーナリストの周来友氏はこう言う。

「中国ではネット配信と地上波テレビの勢力は同等ですから、中国人のファンの課金を見込んでキャスティングされたのでしょう。また酒井さん側もそれを狙っているはず。酒井さんの歌唱力と中年になっても変わらない清楚なイメージは人気が高く、ディナーショーや小さなイベントに出演し、中国のファンに忘れられないよう活動していました。
また、招聘した側が彼女のファンでポンと500万円ほどのチップをはずむスポンサーもいますから、1回の営業で1000万円をくだらないこともあったと思います。いずれにしても地道な活動が花開いたといえるでしょう」

 50歳を目前に中国人気とネットを駆使し、のりピーは完全復活。もはや日本では狭すぎるというべきか。

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