11日の京都競馬で全12レース中11レースで外国人騎手が勝利する珍事が起きた。
これまで外国人騎手による同一競馬場での1日勝利数の最多は8勝で、記録を大きく塗り替えた。
メインレースのG1「エリザベス女王杯」もJ・モレイラ騎手騎乗のリスグラシュー(牝4=矢作厩舎)が優勝した。

 内訳はモレイラが5勝、C・デムーロ騎手が3勝、C・ルメール騎手が3勝。
5、7Rではともにモレイラ→ルメール→C・デムーロの順で上位を独占。
メイン11Rのエリザベス女王杯まで外国人騎手が勝ち続けた。
前日10日の京都開催でも11、12RでM・デムーロが勝利しており、
武豊騎手が勝利した前日の10R「観月橋S」から、京都競馬では外国人騎手が13連勝したこととなる。

 最終12R「ドンカスターC」では藤岡佑介騎手騎乗の2番人気サヴィが快勝。
2〜4着は外国人騎手が占めており、意地の勝利となった。

 過去には16年11月6日の東京競馬でルメールが1日8勝するなどの例があるが、
1日に同一競馬場で外国人騎手が9勝以上するのは史上初めて。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00000142-spnannex-horse