都内の繁華街にある雑居ビルの一室。1990年代のJ-POPが流れる小さな店内で、60代以上の高齢男性たち3人と一緒に麻雀卓を囲みながら、30代のイケメン男性が真剣な表情で牌に見入っていた。

 聞こえてくるのは乾いた麻雀牌を交ぜる音と、「ポン」「チー」、そして「ロン」という気合の入った声。賭博場はその熱気ゆえに“鉄火場”と呼ばれるが、この雀荘にも同じような熱い空気がたちこめているようだ。そこにいたイケメン男性は、俳優・田中圭(34才)だった──。

 会社の上司と後輩の2人の男性から突然告白された、まったくモテないサラリーマンを描いたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)。Twitterで世界一のトレンドワードになったほどで、その主役を演じた田中は大ブレーク。11月1日には『日経トレンディ』が選ぶ「2018年 今年の顔」に選ばれた。

「売れ始めたのは最近のように思われていますが、彼は『おっさんずラブ』の前から引く手あまたで、2011年から2018年の8年間で、32クール中28クールで連続ドラマに出演しています。不倫に溺れるサラリーマン役の『東京タラレバ娘』(2017年放送、日本テレビ系)や、現在放送中の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)では元カノとの関係を断ち切れずヒロインを振り回す彼氏を演じるなど、女性たちの間では“愛されるダメ男”として人気が沸騰しています」(テレビ局関係者)

 田中が冒頭の雀荘で夢中に牌を見つめていたのは、「今年の顔」の表彰式があったその日の夜だった。

「この雀荘は場所を移しながら20年くらいは続いていて、3卓しかない小さい店だけど、4人連れの客が卓を囲む『セット』のほかに、居合わせた客同士で卓を囲む『フリー』がある。フリーの場合、最初に“見せ金”として2万円をチップに換えてやりとりするスタイルで、店を出る時に換金する。いわゆる賭け麻雀の店です。レートは1000点100円で、15〜20分くらいで決着がつく東風戦だから、調子が悪いと一晩で10万円ほど負けることもあります」(客の1人)

 田中が入店したのは夜10時頃。店の奥にあるフリーの卓に向かい、高齢男性たちと挨拶を交わし、さっそく卓を囲んだ。

 隣の男性から、「最近忙しそうだな。明日も仕事なんだろ?」と声をかけられると、「もちろん明日も仕事なんだけど、珍しくスタート時間が遅いんだよね〜」と警戒することなく答える田中。1時間ほど経つと、田中は「次で終わりね、わかった〜?」と言い、11時過ぎに雀荘を後にした。

「その日は5000円勝って帰っていきました。田中くんが座る席は、腕に覚えがある強豪たちの卓。常連になって腕を認めてもらえないと彼とは一戦交えられない。まず“一見さん”と同席になることはないですよ。それくらいは気をつけている」(前出・客)

 この3日前にも、田中は仕事終わりにこの雀荘を訪れ、そしてチップを精算して帰っていった。

◆親友・小出恵介と六本木の雀荘通い

 田中は芸能界でも有数の麻雀好きとして知られている。今年7月にはサイバーエージェントの藤田晋社長(45才)がチェアマンを務める麻雀プロリーグ『Mリーグ』の発足会見にゲストとして参加。麻雀は「学生時代から楽しんでいる」と明かした。最初に触れたのは「駄菓子店とゲームセンターの中間のような店」にあった1回20円の麻雀ゲームで、「勝つとコンピューターの女の子が洋服を脱ぐんですよ。“なんだこのゲームは”と思った。20円でずっとやってた」と話し、笑いを誘った。

「20代の頃、現在は芸能活動休止中の親友・小出恵介さん(34才)と一緒に、六本木の雀荘に行っては朝まで打っているのをよく見かけました。田中さんが結婚して子供もできたのと、仕事が忙しくなったのとで、最近は雀荘に行っても数時間ほどで帰るようです」(芸能関係者)

2018.11.08 07:00
https://www.news-postseven.com/archives/20181108_798298.html

前スレ
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1541628955/