日本ハム・栗山英樹監督(57)が秋季キャンプ休日の4日、ドラフト1位指名した吉田輝星投手(17)=金足農=に対して“大谷ルール”を適用する方針を明かした。
千葉・鎌ケ谷の勇翔寮や遠征先の宿舎から外出する際の基本的なルールとして、行き先と同伴者の報告を義務づける。

その狙いについて指揮官は「野球に集中する環境を作る。外に出るのが当たり前になるのはあんまり良くない。翔平のような価値観を持ってもらえるように」と説明。
大谷は黙々と練習に励むことを最優先に、コンディション調整も怠らなかった。
吉田にも同じ環境を整えることで、誘惑を絶ち、規則正しい生活を厳守させる。

金足農へ指名あいさつに赴いた際、中泉監督や渡辺校長にも自身の考えを伝えた。
「今が一番心配だよ。地元の人たちのお祝いは感謝しないといけないんだけど、もう勝負は始まってるから」。
来季の飛躍へ向け、多くの若手選手は沖縄・国頭の秋季キャンプで泥まみれになっている。

監督生活7年間を経て、一流への道は「野球がどれだけ大変かの覚悟の勝負」という持論が確立された。
最速152キロ右腕は次代の野球界を担うであろう逸材。
1学年上の清宮にも課している外出許可制は、“栗山流スター育成法”の序章だ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000019-dal-base
11/5(月) 6:01配信