プロ野球 広島は、リーグ3連覇に貢献し国内に限ったFA=フリーエージェントの権利を取得している丸佳浩選手について、球団幹部がすでに
条件提示を終えていることを明らかにし、権利を行使した場合でも残留要請を行うことにしています。
丸選手は、国内に限ったFAの権利を取得したプロ11年目の今シーズン、125試合に出場して打率3割6厘をマーク、自己最多の39本の
ホームランを打って、球団史上初のリーグ3連覇に貢献しました。

丸選手について広島の鈴木清明球団本部長は4日午後、球団事務所がある広島市のマツダスタジアムで取材に応じました。

この中で鈴木球団本部長は、丸選手とはシーズン中から残留に向けた交渉を行っていて、「最大限の評価をした」と話し、すでに条件提示を
終えていることを明らかにしました。

そのうえで、FA宣言できる期間は5日から始まりますが、丸選手が権利を行使した場合でも、引き続き残留を求めていく考えを示しました。

丸選手は権利を行使するかどうかについて3日夜の日本シリーズ終了後、「終わったばかりなので、何も考えていない。期間があるのでしっかり考えたい」
と話していて、原辰徳新監督を迎えた巨人や出身地の千葉に本拠地を置くロッテが調査を進めています。

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181104/k10011698251000.html