0001砂漠のマスカレード ★
2018/10/28(日) 07:01:06.38ID:CAP_USER9秋田決勝で、秋田商が明桜を１―０で下して優勝し、４年連続４４度目となる全国高校サッカー選手権（１２月３０日開幕、埼玉スほか）出場を決めた。
ＭＦ富田蓮史郎（３年）が、後半３５分に今大会では自身初得点となる決勝ゴール。
鋭いシュートがゴール左に突き刺さり、一瞬の静寂が大歓声に変わった。
０―０の後半３５分、コーナーキックから競り合いの末、こぼれた球は、ペナルティーエリア手前の中央に位置をとった富田の足もとへ。
迷いなく振り抜かれた右足が、チームを全国の舞台へと導いた。
不振でレギュラーを外されていた富田、準々決勝からボランチの先発に返り咲いていた。１６１センチと小柄ながら抜群のスタミナで、ピッチを走り回り、攻守に貢献。
スランプを払拭（ふっしょく）するような有終の美を飾った。
東京出身の富田は「秋田に来て、全国の舞台に立つために頑張ってきたのにポジションをとられたら意味がない。絶対に奪い返すという思いで臨んだ」。
悔しさを力に変え、勝利の立役者となった。
優勝は、サッカー部のレジェンドにもささげられた。
秋田商で選手として全国制覇、監督として全国選手権で２度の４強入りを果たした外山純さんが８月１１日に胃がんで６９歳の若さで亡くなった。
決勝でイレブンは左腕に黒の喪章を付けてプレー。人数をかけてがっちり守る明桜イレブンに苦戦しながらも、ゴールを許さなかった。
全国選手権で秋田県勢は、１３大会連続初戦敗退中。富田は「今度こそ自分たちでその悪い流れを断ち切ってみせる」と闘志を燃やした。
夏の甲子園で準優勝を成し遂げ、秋田県を盛り上げた金足農にも刺激を受けた。
「夏は秋田県中が盛り上がっていた。次は自分たちがサッカーで盛り上げられたら」と富田。
「夏は金農、冬は秋商」と言われるためにまずは初戦突破へ。大会の台風の目となってみせる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000197-sph-socc
10/28(日) 6:08配信
https://www.hochi.co.jp/photo/20181027/20181027-OHT1I50129-T.jpg
