各国ビッグクラブが熱視線を送るフローニンゲンの日本代表MF堂安律について、『FOXスポーツ』イタリア版が25日、特集記事を組み、関心を示している。

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オランダ2年目のシーズンを過ごす堂安は今シーズン、ここまで開幕から全試合フル出場。最下位に沈むチームの中でも存在感を示している。今月行われたウルグアイ戦で初ゴールを決めた日本代表でも中心選手となりつつある堂安については、これまでマンチェスター・シティやPSV、さらにはユヴェントスやアトレティコ・マドリーからの関心が伝えられてきた。

7年間にわたりイタリア王者に君臨するユヴェントスがリストアップしたことで、伊メディアは20歳の新星に注目。史上初となる日本人選手の獲得に向けて、期待を寄せている。

「この選手の何が特殊なのか?国際舞台において技術レベルを見ても有望株の1人と言えるが、それに加えて若きウィンガーは日本代表選手だ。移籍が実現すれば、これまで日本人選手を獲得したことのないユヴェントスにとって史上初の出来事になる」

2011年冬から7年間、インテルでプレーしたDF長友佑都や、2014年冬から3年半、ミランに所属したMF本田圭佑の事例を挙げ、イタリアの名門クラブにとって日本人選手の獲得がマーケティング戦略において有効であると指摘した。

「(イタリア)北部のビッグ3のうちでユヴェントスが唯一、日本人選手と契約したことがないクラブだ。だがインテルのナガトモ、ミランのホンダの経験を踏まえると、ピッチ内での貢献の有無に関わらず、日出ずる国の選手が組織に所属していることで、非常に大きなメディアの注目を浴びることができる」

今夏には、世界規模でのメディア効果を狙い、レアル・マドリーから世界最高峰のFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したユヴェントス。果たしてユーヴェは各国ビッグクラブとの堂安争奪戦を制することはできるのか、注目されるところだ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000001-goal-socc