25日に生中継されたMBS系「プロ野球ドラフト会議2018」(午後4時50分〜5時50分の60分間)の
関西地区における平均視聴率が20・9%(ビデオリサーチ調べ)で、
2010年から放送を始めた同局の歴代最高を記録したことが26日、分かった。

過去最高は、日本ハムが7球団の競合の末、早実・清宮幸太郎内野手の交渉権を獲得した昨年の17・9%だった。

今年は、1位指名で4球団が競合した根尾昂内野手(指名権獲得は中日)、
同3球団の藤原恭大外野手(同、ロッテ)ら大阪桐蔭勢の行方が特に注目を集めていた。

同局PR部の番組宣伝担当者は「(根尾と同じく4球団が指名した)報徳学院・小園海斗内野手(同、広島)も含め、
地元の大阪府や兵庫県勢が特に話題となっていたことも、関西地区で特に高視聴率となった要因ではないでしょうか。
夕方の時間帯でゴールデンタイム(午後7〜10時)を大きく上回ったのも凄い」と驚いていた。

瞬間最高は番組終盤の午後5時36分で25・2%。外れ1位指名で4球団の競合となった
大学生野手No.1”立命館大・辰己涼介外野手を楽天の石井一久GMが引き当て、ガッツポーズをした場面だった。

また、午後7時から9時までの「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」も15・3%を記録し、
放送を始めた12年以降で最高だった。

同局はドラフト関連2番組の効果もあって、同日の4冠(全日=午前6時〜翌日午前0時=、ゴールデンタイム、
プライムタイム=午後7時〜午後11時=、ノンプライム=午前6時〜午後7時と午後11時〜翌日午前0時)を達成した。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/10/26/kiji/20181026s00041000189000c.html