人気モデルで女優の馬場ふみか(23)、佐野ひなこ(24)、久松郁実(22)が21日、放送中の連続ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」(テレビ朝日系)の女性限定トークショーを都内で行った。馬場にとっては民放連ドラ初主演。是が非でも話題作にしたいところだが、なぜか“ガッキー”こと女優の新垣結衣(30)が高〜い壁となって立ちふさがっているという。

 10月からスタートした同ドラマ(テレビ朝日で土曜深夜、朝日放送テレビでは日曜深夜)は、人気マンガ「深夜のダメ恋図鑑」が原作。ダメな恋愛を赤裸々に描くだけでなく、ダメ男を的確かつ辛らつに切り捨てる主人公たちの「キレキレの決めぜりふ」も話題だ。

「ダメ男」をぶった切っていく元ヤンキーで男性経験のないIT企業受付嬢を馬場、親友役を佐野と久松が演じている。

 この日、一緒に出席したふくだももこ監督から「よく元ヤンに間違えられるんだよね」と振られると、馬場は「そうそう、よく言われます。でも、どうしてそう思われるのか分からない」とぼやいた。

 同ドラマは、オープニングで3人が踊る“ダメ恋ダンス”も注目だ。韓国の人気女性グループ・TWICEが歌う主題歌に合わせて、キュートなダンスを披露している。トークショーでは3人が生披露し、会場から「カワイイ!」と歓声も。馬場は「本当にかわいいダンスです。みなさんにマネして、踊ってもらえたら」と笑顔を見せた。

 もちろん、この“ダメ恋ダンス”をはやらせ、視聴率アップにもつなげたいところ。しかし、新垣結衣と星野源が共演して大ヒットした2年前のTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)が、高い壁として立ちはだかっているという。

「ドラマ“逃げ恥”で大きな話題を集めたのが、エンディングで星野が歌った主題歌『恋』に合わせて、出演者が踊る“恋ダンス”でした。特にガッキーがかわいらしく踊っている姿は、視聴者から絶賛の嵐。みんながそのダンスをマネて踊ったものです。そのせいか、ネット上で今も“ダメ恋ダンス”と検索すると、“ガッキー(新垣)が恋ダンスをダメに踊ったシーン”。つまり、ガッキーが恋ダンスを踊った際のNGシーンがわんさか検索されてしまうんですよ」(テレビ局関係者)

「深夜のダメ恋図鑑」の視聴者が“ダメ恋ダンス”を覚えようとしても、出てくるのは“恋ダンス”ばかり。これでは諦めてしまうファンが出るのも無理はないだろう。しかも、かわいすぎる新垣のNGシーンに偶然触れて、「逃げ恥」の良さを思い出してしまう視聴者が続出する皮肉を生んでしまっているのだ。

「制作サイドとすれば、狙って仕掛けたはずですが、こういった事態までは想定していなかったと思います。ガッキーの壁の高さを感じているのではないでしょうか」とテレビ誌編集者。

 馬場らは“ダメ恋ダンス”を浸透させることができるか。

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