0001THE FURYφ ★
2018/10/22(月) 21:33:47.55ID:CAP_USER9フェイサ・リレサ(Feyisa Lilesa)が21日、母国が以前よりも自由になったことを理由に、およそ2年ぶりの帰国を果たした。
リオ五輪のマラソンで銀メダルを獲得したリレサは、腕を交差させるポーズを取りながらゴールする姿がカメラに収められた。
手錠をかけられることを意味するこのポーズは、強権的なエチオピアの前政権に抗議するためのもので、リレサは大会後も
エチオピアに戻らず、米アリゾナ州のフラッグスタッフ(Flagstaff)で暮らすことを選んでいた。
しかし、2018年4月に改革派のアビー・アハメド(Abiy Ahmed)氏が首相に就任したことを受けて、リレサはこの日母国へ戻り、
空港でウォックナー・ゲベイョウ(Workneh Gebeyehu)外相をはじめとする政府高官と顔を合わせた。
28歳となったリレサは、首都アディスアベバで報道陣に対し、「この国は大きく変わった。今では人々が自由に意見を言い、
自由に政府を批判できる」と話した。
さらにリレサは、感極まった様子で「信念に殉じた人たちのことを思うと、胸がいっぱいになる。彼らは命をかけてこの国に
自由をもたらし、僕の家族になった。暗闇を直視し、僕らにとっての光になった」と話すと、「以前の走りを取り戻したい。
この国と、自分自身のために良い結果を残したいという大きな希望を抱いている」と競技への意欲を見せた。
就任以来、アビー首相はさまざまな改革を断行しており、20年にわたった隣国エリトリアとの紛争を終結に導いたのをはじめ、
拘束していた反体制派の釈放や、これまで帰国を認めていなかった人たちの受け入れ、さらには大手国有企業の民営化計画の
発表なども行っている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000021-jij_afp-spo