秋季高校野球関東大会1回戦 桐蔭学園6―5常総学院 ( 2018年10月21日 山日YBS )

 桐蔭学園が劇的な幕切れで優勝候補の常総学院を破った。

 3点を追う9回、敵失で1点を返すとなおも2死満塁で3番で主将の森敬斗内野手(2年)が直球をフルスイング。右翼へ自身初の満塁アーチをたたき込んだ。「人生で1本打てるかどうか。かみしめたかった」と淡々とダイヤモンドをまわった。

 興奮したナインが三塁線上で生還する走者と身体的接触があったとして、常総学院側が猛抗議したが、審判は「身体的援助はなかった」と判断。満塁本塁打は認められ、ゲームセットとなった。

 抗議が実らなかった常総学院ナインはぼう然。佐々木力監督は「一番は序盤に点がとれなかったこと。一度逆転はしたけれど9回、一番良い打者にまわってきてしまって嫌だなと。慎重さに欠いた」と肩を落とした。

2018年10月21日 19:14
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/21/kiji/20181021s00001002388000c.html


■常総学院抗議実らず…V候補散る 秋季高校野球関東大会

 まさかの敗戦に常総学院のナインは言葉を失った。

 9回、桐蔭学園・森の逆転サヨナラ満塁弾に興奮した相手ナインが三塁線上で生還する走者と接触があったとして猛抗議。しかし、審判は「身体的援助はなかった」と判断。ゲームセットとなった。

 抗議中には球場の観客から「もういいだろ!」「下がれ!」などと冷たい言葉が浴びせられるなど一時騒然となり、ナインはぼう然として敗戦を受け入れられない様子だった。

 佐々木力監督は「一番は序盤に点がとれなかったこと。一度逆転はしたけれど9回、一番良い打者にまわってきてしまって嫌だなと。慎重さに欠いた」と肩を落とした。

[ 2018年10月21日 19:36 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/21/kiji/20181021s00001002393000c.html