歌手の沢田研二さん(70)が10月17日、全国ツアーのさいたまスーパーアリーナ公演を開始直前に中止した。沢田さんは理由として、観客数が9000人と聞いていたが7000人であったこと、死角でもない席が潰されていたことを挙げた。

沢田さんは以前からイベンターや事務所に「ライブをやるなら客をいっぱいにしてくれ、無理なら断ってくれ」と言っていたという。自身に同会場でライブをやる実力がなかったとも述べているが、

「約束を破っていながらスカスカの状態でやれというのは僕には酷だと。それは老人虐待にも通じることじゃないのって」

と発言し、各紙が報じた。これに対してネット上では批判的な声が上がっている。タレントのフィフィさんと乙武洋匡さんも19日、自身のツイッターで思いを述べた。

乙武氏「スーパースターにしかわからない境地なのかもしれない」

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フィフィさんは「やるからには満員にして欲しい。スカスカの中でやらせるとか、老人虐待に通じるものがある」という発言に対して、「虐待されたのはファンだよね」とツイートした。これに対してリプライ欄には、

「虐待という表現残念です。自分の事しか考えていないし、やりたくないのにやらされてるようにも受け取れる」
「ガッカリしました。遠方からのファンは、飛行機代もホテル代も全部返ってこないのに」

など沢田さんに厳しい声が相次いだ。一方、「チケットが売れてないのは随分前から分かってたことで、イベンターが事務所と本人に進捗を相談して進めてればこんなことにはならなかったんじゃないのか」など、批判されるのは沢田さんだけではないという声も寄せられた。

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乙武さんもツイッターで「スーパースターにしかわからない境地なのかもしれないですね。だけど、集まった7000人の気持ちはどうなるのかなあ」と投稿。さらに、

「いまの私には、応援していただけることのありがたみが本当に身に沁みる。転落してみて、つくづくそう感じる」

と自身を振り返った。乙武さんは2011年、複数女性との不倫スキャンダルが発覚。しかし今年10月、車椅子のホストを主人公にした『車輪の上』を刊行し、改めて注目されている。

2018.10.19
キャリコネニュース
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