ボクシングの元世界3階級制覇王者・亀田興毅(31)が17日、都内で会見を行い、11月12日に後楽園ホールで行われる
亀田和毅(27=協栄)のWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦が、インターネットテレビ局「AbemaTV」で生放送されることを
発表した。

同級2位の和毅は史上初の三兄弟での2階級制覇を目指し、同級1位のアビゲイル・メディナ(30=スペイン)と対戦する。
同局でボクシングの世界戦が放送されるのは初の試みで、興毅は「今、テレビの時代も変わって、AbemaTVもすごい勢いで
活躍している。ボクシング界の新しい風というか、新時代の一歩なのかなと。4回戦から世界戦まで、いろいろな試合があるので、
面白さを見ている人に伝えられたらなと思います」と語った。

自身の世界戦は過去、地上波放送で立て続けに高視聴率を記録した。「社会現象になってましたからね。視聴率43%とか取って。
ただどんな形であれ、いいものがあれば世間は見にくるんやなって思いますし。『ボクシングって面白い』って思ってほしいし、
AbemaTVは見てる人も若い子が多いので」と期待を寄せた。

もちろん和毅も気合十分だ。「初というのが自分の世界戦というのはうれしい。いい試合をして視聴者の方に喜んでもらえたら。
今はネットの時代なんで。世界王者になれるところをみんなに見てもらえるんで、うれしいですね」と2階級制覇への思いを新たにした。

また、当日は三兄弟のいとこである亀田京之介(20=協栄)が、プロ3戦目となるフェザー級4回戦で溝越斗(19=緑)と対戦することも
併せて発表された。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00000017-tospoweb-spo