【イリノイ州シカゴ発=】
移籍1年目を故障に苦しんで終えたカブスのダルビッシュ有投手(32)に対して
地元紙シカゴ・トリビュートは9日(日本時間10日)、「2018年を代表するパーフェクト・ストーム(最悪の事態)」として来季の復活を期待した。

同紙は守備位置ごとにシーズンを振り返る連載を9日からスタートした。
第1回として「オフへ向けての先発投手に関する5つの問題」と題した記事を掲載。
3番目に「ダルビッシュ有は何をするべきか?」を挙げた。

ダルビッシュは6年総額1億2600万ドル(約142億4000万円)の大型契約で今季からカブスに加入。
1年目は故障の影響で8試合の先発登板にとどまり、1勝3敗、防御率4・95の不本意な成績に終わった。
同紙は右腕の18年を振り返り、「キャンプから最後の試合まで何事にも急ぎすぎていた感がある」と考察した。

シーズン序盤の不振については「首脳陣やコーチ陣は彼に4月末まで猶予期間を与えたが、その間にダルビッシュとチームは右ヒジに負担をかけないために、
何をどう投げるかといった話し合いをもたなかったようだ」とコミュニケーション不足を指摘。
その上で「(来年のキャンプまでの)今後4か月で右ヒジは癒やされるだろう。
そしてこの間に首脳陣はカブスの将来にとって、彼がいかに大切かを再認識してもらう必要がある」と提言した。
背番号11の復活をナインもファンも待っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00000017-tospoweb-base
10/10(水) 11:52配信