アルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏は、バルセロナのFWリオネル・メッシに対し、アルゼンチン代表にはもう復帰すべきではないと勧めている。アルゼンチン紙『クラリン』によるインタビューに語った。

 アルゼンチンのエースとして活躍を続けてきたメッシだが、ロシアワールドカップでも悲願の世界制覇を逃したあと、代表でのプレーを休止することを決断。少なくとも年内は休止する予定だとされているが、その後の復帰の予定は明確にされていない。

 今季からメキシコのドラドス・デ・シナロアで監督を務めるマラドーナ氏は、メッシにそのまま代表から引退することを勧めた。理由として、アルゼンチンのあらゆる失敗の責任がメッシに負わされることを挙げている。

「メッシに言いたいこと? もう復帰はするなということだ。引退しろとね。U-15代表が負けてもメッシのせいにされるし、アルゼンチン国内の日程でラシンとボカが対戦することになってもメッシのせいだ。いつも彼の責任にされる。いい加減にしてほしい」とマラドーナ氏は述べた。

 アルゼンチン代表として最多の得点数を記録しているメッシだが、歴代最高の選手としてマラドーナ氏を越えるためにはワールドカップでの優勝が必要という声もある。次回のワールドカップを目指すことなく、このまま代表を去る可能性もあるのだろうか。

10/1(月) 14:45配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181001-00291374-footballc-socc