ヤクルト・由規投手(28)が今季限りでの退団を決断したことが1日、分かった。球団関係者が明かした。
入団11年目の今季は7試合に登板して1勝2敗、防御率4・46。
地元・宮城で登板した6月2日の楽天戦(楽天生命パーク)で右肩に違和感を訴えて降板し、その後は実戦から遠ざかっていた。
球団から現役引退の打診を受け、引退後のポストが用意されたが、現役続行への意思は固く、他球団でプレーする道を模索する。

由規が、愛着あるヤクルトを離れる決断を下した。
球団関係者によると、球団側は功労者として引退後のポストを用意し、引退セレモニーも検討していたが、現役続行の意思は固かった。
由規はシーズン終盤に「まだやれる自信がある。投げられなくなるまでやりたい」と語っており、退団が決まった。

ドラフトでの涙。日本投手最速。涙の復活−。
ヤクルトで過ごした11年間は特別な時間だった。
仙台育英高から2008年ドラフト1位で入団した右腕は、10年8月26日の横浜(現DeNA)戦(神宮)で当時日本投手最速の161キロをマークし、同年12勝を挙げた。

順調な成長曲線を描いてエースとして期待されたが、翌年から右肩痛との戦いが始まる。
11年9月に発症し、13年4月に右肩関節唇、腱板の内視鏡クリーニング手術を受けた。
育成契約も経験して苦しいリハビリを乗り越えると、16年7月24日の中日戦(ナゴヤドーム)で1786日ぶりの勝利を挙げて感動を呼んだ。

完全復活を目指した今季は開幕ローテーション入りし、4月22日のDeNA戦(神宮)では七回途中1安打無失点の好投で勝利を挙げた。
だが、7年ぶりの地元登板となった6月2日の楽天戦(楽天生命パーク)で右肩に違和感を訴えて降板し、その後は実戦から遠ざかっていた。

昨季、球団ワーストの96敗を喫して最下位に沈んだチームはこの日、巨人戦(神宮)に8−5で勝利し、3年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

前日9月30日には長年ヤクルト投手陣を支えた松岡、山本が引退を発表。
若返りを含めて戦力の刷新を図る球団は右腕を来季の戦力構想から外したが、関係者によると、由規本人は来季復帰できるとの確かな感触を得ているという。
チーム事情を理解し、育ててもらった球団に感謝する一方で、もう一度、1軍のマウンドで投げたいという純粋な思いが勝った。

由規は12月で29歳と若く、ファンの人気も根強い。早期復帰が可能となれば、出身地・仙台市に本拠地を置く楽天などが獲得に興味を示す可能性がある。

悩んだ末に、人生の岐路で下した決断。投げられなくなるまでやりたい。愛着あるユニホームに別れを告げ、由規が新たな道を模索する。

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10/2(火) 5:00配信

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由規161キロ!?

https://www.youtube.com/watch?v=Ny-xASxLC7s
仙台育英 佐藤由規【高校野球】

http://npb.jp/bis/players/81785116.html
成績