2018/09/19 03:0
ジャニス・ジョプリンが在籍したビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーの傑作『Cheap Thrills』 50周年記念盤発売

ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)が在籍したビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー(Big Brother and the Holding Company)のメジャー・デビュー作『Cheap Thrills』(1968年)。
50周年記念エディション『Sex, Dope & Cheap Thrills』が発売決定。幻のオリジナル・タイトルに加え25曲に及ぶ未発表音源を収めた完全復刻版として発売されます。
日本盤は12月5日発売予定、海外盤(CDとLP)は11月30日発売。リイシュー元はLegacy Recordings/Sony。

以下、日本盤インフォメーションより

半世紀前は過激すぎるという理由でレコード会社から却下された幻のオリジナル・タイトル『Sex, Dope & Cheap Thrills』が表記された『チープ・スリル(50周年記念エディション)』にはバンドのヴィジョンや意図が伝わる、神話化された1968年のスタジオ・セッションから29曲(内25曲は未発表)のスタジオ・アウトテイクを含む30曲ものレアな演奏が収められる。
ジャニス・ジョプリンの名を世界に知らしめたビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのアルバム『チープ・スリル』が生まれたセッションだ。
また『チープ・スリル(50周年記念エディション)』には1968年4月12日ウィンターランド・ボールルームで録音された「ボールとチェーン」の未発表ライヴ音源も収録されている。

『チープ・スリル(50周年記念エディション)』には今回の再発に向けて、ジェファーソン・エアプレインのグレイス・スリック及びビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのドラマーのデヴィッド・ゲッツによるライナーノートも収められる。
その中でグレイス・スリックは「あの歌声を聞いた瞬間、なんて凄い、止め処なく溢れるままのあらゆる感情の爆発…と思った。ジャニスはエプロン姿が女性の象徴だった50年代からノーブラに象徴される女性解放の60年代へと難なく適応した。
私たちはみんな新しく得た自由を思い切り謳歌したし、音楽にも反映されたわ。このアルバムの世界的成功のお陰で、それまでサンフランシスコのベイエリアだけで起きていた現象を世界中の人々が聞くことが可能になった。
そして今、新しい世代がこの『チープ・スリル』体験を楽しむことができる」と綴っている。

このリリースの発表の前、ジャニス・ジョプリンの『グレイテスト・ヒッツ』は2018年7月31日にアメリカレコード協会より800万枚を売り上げたプラチナディスクに認定された。
ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのオリジナル盤『チープ・スリル』はアメリカレコード協会から200万枚の売上を超えプラチナディスクに認定されている。

1968年8月12日に発売された『チープ・スリル』は即座に大ヒットとなり、チャート1位を記録する。
1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバルでの評判もあり、ジャニス・ジョプリンはロック初のサイケデリック・ソウル・シンガーという地位を確固たるものとし、今もなお後世に影響を与え続ける、ロックミュージックのアイコンとなった。
『チープ・スリル(50周年記念エディション)』はそんな1968年のスタジオ・セッションに立ち返り、ジャニス・ジョプリンという天才と、そんな彼女がビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのメンバーたちと共有した途轍もない歴史的瞬間に新しい光を当てている。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)


※収録曲は引用元サイトにてご確認ください。
http://amass.jp/110667/