広島市中心部へのサッカースタジアム建設を巡り、市と広島県、広島商工会議所は18日、
3候補地の一つとなっている中央公園自由・芝生広場(中区)そばの基町地区で、自治会単位の住民説明会を始めた。

 少子高齢化が進む同地区で住環境の改善が進まない一方、
スタジアムの建設は急いでいるとして、市の姿勢への批判が相次いだ。

 市職員が市営アパート中層棟の建て替え方針や、子育て世帯を増やす目標を盛り込んだ
同地区のまちづくりビジョンの素案を説明。スタジアムができた場合の防音や渋滞対策も挙げ、理解を求めた。

 住民からは「中央公園広場にスタジアムができると、隣接する住居に日が当たらなくなる不安がある」
「素晴らしいスタジアムを造ってほしいが、基町の住環境の整備を優先してほしい」などの意見が出た。

 市などは全住民を対象にした6月の説明会で反対の声が相次いだのを受け、自治会ごとの説明会も開始。
10月2日まで計6回、全20自治会を3〜5自治会ごとに分けて開く。
市は住民との対話を重ねた上で旧市民球場跡地(中区)と広島みなと公園(南区)を含めた3候補地から建設地を絞り込む方針。

・以下全文はソースで: 中国新聞社 18/9/18
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=466521&;comment_sub_id=0&category_id=256