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2018.9.10 21:55

ヨーコ・オノのニュー・アルバム『ウォーゾーン』の日本盤が、ボーナストラックを収録して10月24日(水)にリリースされる。『Take Me to the Land of Hell』(2013年)以来約5年ぶり、ジョン・レノンとの共作を含めて通算20作目のオリジナル作品となるアルバムだ。

アルバムに収録される13曲は、いずれも1970年から2009年までのヨーコ・オノ作品の中から彼女自身が選び、新たな解釈でレコーディングされたもの。“あなたは今大統領かも知れない/あなたは今も男性かも知れない/だけどあなたは人間でもあるに違いない/だから心を開いて、私たちと一緒に生きましょう”と歌われる「Woman Power」(1973年)、“独りで見る夢はただの夢に過ぎない。だけど私たちが一緒に見る夢は現実である”と聴く者一人ひとりに語りかける「Now Or Never」、動物の鳴き声をフィーチャーし、人間の行ないに対して警鐘を鳴らす「Why」など、2018年の現在も人々の心に響く不変のメッセージが込められた楽曲たちだ。

「Imagine」の新ヴァージョンが収録されることも話題だが、ヨーコ・オノは同曲について「この曲をやるのは怖かった。トム(共同プロデューサーのトーマス・ベネット)も少し怖がっていたんじゃないかと思います。世界中の人が知っている曲ですから。でも、今回のアルバムのテーマに合うと思ったから、やるべきだと決心しました」と語っている。

日本のみのボーナストラックとして収録されるのは、『Imagine』と同年発表された『Fly』からの「ミッドサマー・ニューヨーク」の2018年ミックス別ヴァージョンだ。こちらもヨーコ自身による選曲で、オリジナル・ヴァージョンのジョン・レノン(G)、クラウス・フォアマン(B)、ジム・ケルトナー(Dr)のバッキング・テイクがフィーチャーされているという。


なお、この10月にはジョン・レノンの78回目の誕生日に合わせて、未発表デモやアウトテイクを含む音源集『イマジン:アルティメイト・コレクション』、書籍『イマジン〜ジョン&ヨーコ〜』など、『イマジン』に関連する作品も多数発売される。先週9月7日にはアメリカ郵政(USPS)よりジョン・レノン切手が発行され、ヨーコ・オノもその記念セレモニーに出席。息子ショーンやボブ・グルーエンらと共に登壇し、スピーチを行なった。

また、日本では東京・森美術館で10月6日(土)から開催される展覧会<カタストロフと美術のちから展>にて、YOKO ONOのアート作品《色を加えるペインティング(難民船)》が展示されることも決定している。こちらは近年の難民問題を題材とした作品で、観客はクレヨンを使って展示室の壁や床、そして難民船を思わせる船のどこにでも、平和の願いを書くことができる。
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Yoko Ono - Woman Power
https://youtu.be/AShdkFArvOA

Yoko Ono - Now Or Never
https://youtu.be/svxKQ4l8SC4

Yoko Ono - Why
https://youtu.be/g_cwuRmjhsY