9/6(木) 2:12配信
大坂なおみ 日本女子初の全米OP4強快挙、四大大会は伊達公子以来22年ぶり<テニス>

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会10日目の5日、女子シングルス準々決勝が行われ、第20シードの大坂なおみが世界ランク36位のL・ツレンコ(ウクライナ)を6-1, 6-1のストレートで破り、同大会で日本女子史上初のベスト4進出を果たす快挙を成し遂げた。四大大会では1996年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で4強入りした伊達公子以来22年ぶり。

第1セット、四大大会初の準々決勝の舞台に立つ大坂は、ダブルフォルトを犯すツレンコの隙をついて第2ゲームでブレークに成功すると、ゲームカウント3−0とリードする好スタートを切った。その後も強烈なサービスとストロークを武器にわずか1ゲームしか与えず、最後はサービスエースを決めて第1セットを先取。

第2セットも大坂が主導権は握り、第1ゲームで0-40から角度のあるフォアハンドのウィナーなどを決めるとツレンコのサービスゲームを破る。さらにミスを重ねるツレンコに対し、大坂は安定したストローク戦で第3ゲームもブレーク。

第6ゲームでは0-40と3本のブレークチャンスを握られたが、サービスエースを放つなど攻撃の手を緩めない大坂がキープすると第7ゲームも取り、センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムで見事勝利を手にした。

準決勝では、第14シードのM・キーズ(アメリカ)と第30シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)の勝者と対戦する。

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