神戸入りしたMFイニエスタと並ぶ元スペイン代表のビッグネーム、鳥栖のFWトーレス(34)が2日のFC東京とのアウェー戦に登場。
3万867人の観客で埋まったスタンドからは、相手女性サポーターからも「カッコいい〜!」との黄色い声が飛び、動員力と女性人気の凄まじさは相変わらずだった。

試合はトーレスが孤軍奮闘するも、0―0のスコアレスドロー。
J1参入プレーオフ出場圏内の16位に低迷する鳥栖は、J2自動降格圏内の17位・G大阪、最下位18位・長崎の動向をにらみつつ、完全にシリに火がついている格好だ。

「鳥栖周辺から『来季J2降格が決まった時点でトーレスは他のJクラブに移籍する』という声が聞こえてくる」と地元マスコミ関係者がこう続ける。

「そもそも元スペイン代表としてのプライドのあるトーレスがアジアの2部でプレーするはずがないし、J2に落ちたら鳥栖は年俸8億円の支払いも厳しくなる。
地方クラブの屋台骨を揺らしかねない金額ですからね。
レンタル移籍で他クラブに移ってもらわないとエライことになる――が鳥栖フロントの本音です」

■真っ先に手を挙げるのは?

年間7億円のスポンサー料を払っているゲーム系エンタメ企業サイゲームスの「トップと鳥栖運営会社の社長の関係性が芳しくなく、
たとえJ1に残留したとしても、今季終了後に支援企業から撤退する」という話も地元では根強く、たもとを分かった場合、いよいよ高給取りのトーレスを保有することが難しくなる。

「スペイン語で簡単な会話のできるMF加藤と話していることが多く、イタリア人監督のフィッカデンティの戦術や指導力に不満を抱いているようです」(地元放送関係者)

鳥栖が2部落ちした場合、トーレスの移籍先は
「浦和は真っ先に手を挙げる。もともとトーレスのJリーグ入りの噂が流れた際、浦和もかなり興味を持っているといわれていたし、
FWファブリシオが1日のC大阪戦で負傷。交代出場して1ゴール決めたとはいえ、FW李は今季終了後に放出される見込み。トーレス獲得に本腰を入れるでしょう」(前出の関係者)

今オフに再び移籍話が盛り上がりそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-00000008-nkgendai-socc
9/3(月) 12:00配信