8月24日から東京ドームでの巨人との3連戦が始まる阪神。CS進出のためには必ず勝ち越したいカードだ。しかし、Aクラス入りをかけて死闘を繰り広げている一方で、はやくもストーブリーグが始まりつつあるという。

「実は昨オフ、金本知憲監督は新たに3年契約を結んでいて、トータル5年の長期政権が約束されていたのですが……あまりの弱さに甲子園でも『辞めろ』『ヘボ采配』というヤジが飛び始めた。チームがBクラスに転落して、目ぼしい若手が育たず、上がり目が感じられないようなら、金本の性格からして『責任を取って辞める』と言い出す可能性は十分にあります」(スポーツ紙阪神番記者)

 球団内でも采配や育成能力を疑問視する声が上がり始めた。高山俊(25)や大山悠輔(23)、中谷将大(まさひろ)(25)らホープが、煌(きら)めきを見せた翌年に揃って低迷。球団関係者は「原因は金本監督の指導にある」と見ているという。

「もちろん、飛躍を願っての指導なのですが、金本さん自身の感覚をベースにしているので理解が難しいらしく……かえってバッティングを崩してしまう。ベテランの鳥谷敬(たかし)もそうでした。監督就任1年目に『ホームランを増やせ』と指示し、キャンプでは『乳首打法』と称して、左ヒジが乳首に当たるように左腕を使えと指導。本塁打が増えるどころか、自己最低打率を更新するなど散々でした」

 これまで、親会社の阪急阪神ホールディングスは球団の運営にはタッチしないのが基本線だったが、今年の株主総会で角和夫会長は「結果を出さないとイカン」と言及。周囲には「このまま金本に任せていいのか」と漏らしているという。

 次期監督として名前が挙がっているのは意外な人物だった。

「掛布雅之さんですよ。去年、球団は金本の意見を受け入れて、掛布さんを二軍監督から外しました。ただ、掛布さんの指導力自体は評価していたので、金本の一存で切ることに後ろめたさを感じてもいた。『オーナー付シニアエグゼクティブアドバイザー』というポストを用意して掛布さんを球団に残したのは、球団の温情です」(在阪ベテラン記者)

 それまで、ポスト金本といえば、現場評もよく、経験豊富な岡田彰布(あきのぶ)氏や、ウエスタンリーグ首位を走る二軍の監督の矢野燿大(あきひろ)の名前が挙がっていたが、ここにきて掛布株が急騰しているという。

「今季、掛布さんは甲子園の役員室で坂井信也オーナーと一緒に観戦しながら、このケースはこうですなどと、解説しているそうです。オーナーがチーム状態を問えば、適切な分析が返ってくる。そんなやりとりを繰り返すうち、いつの間にか掛布さんの評価が高まり、有力候補になっていったのです。
甲子園で掛布さんとバッタリ会ったとき、ご機嫌でした。『評判いいですよ』と言ったら『そうかぁ。大人しくしてるつもりなんだけどなぁ』とニコニコしていましたよ」(前出・在阪ベテラン記者)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180824-00010001-friday-base

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