0001ばーど ★
2018/08/23(木) 00:33:23.92ID:CAP_USER9サンパウロ・ジョッキークラブと日本中央競馬会(JRA)の交換レース「第24回ジャパン・カップ」が11日、サンパウロ(聖)市モルンビー区の同ジョッキークラブで開催された。同カップは午後4時からの第6レースで行われ、「ピクシリム号」が優勝を果たした。今年はブラジル日本移民110周年記念杯も行われ、レースの合間には日系芸能団体によるショーも行われた。
来賓には、在聖総領事館の中野直樹副領事、文協の松尾治副会長、援協の井上健介副会長、県連の山田康夫会長、ブラジル日本商工会議所の平田藤義事務局長、茶道裏千家ブラジルセンターの林まどか(宗円)副会長、スポンサーを務めた伊藤忠商事の猪又淳中南米総支配人ら同社関係者、ブラジル日本移民110周年委員会の菊地義治実行委員長、長年ジョッキークラブと携わってきた尾西貞夫氏、海外日系人協会の岡野護常務理事、本紙社主の水本エレナ氏などが招待された。
今回、ジョッキークラブのベンジャミン会長から依頼を受けた伊藤忠商事が、初めてジャパンカップのスポンサー企業を務めた。
レース開幕前、菊地実行委員長や猪又中南米支配人、中野副領事ら来賓数人による鏡開きが行われ、来場者に日本酒が振る舞われた。
ジャパンカップレースには、日系社会関連のレース名が付けられ、ブラジル日本文化福祉協会杯やサンパウロ日伯援護協会杯、伊藤忠商事ジャパンカップ、ブラジル日本移民110周年記念杯、在聖総領事館杯、日本都道府県人会連合会杯など全8レースが行われた。
移民110周年記念杯では、ロンドン・バス号が優勝し、日系団体関係者から祝福を受けた。菊地実行委員長は「110周年の一つとして良かったと思う」と語った。
レースの合間には鳥取県人会のシャンシャン傘踊り、琉球国祭り太鼓が披露され、会場から注目を集めた。
鳥取県人会のシャンシャン傘踊りを披露した京野マリさん(72、2世)は「みんな楽しそうに見てくれた。競馬場で馬が走る姿を見るだけで気持ちが晴れる。ジョッキークラブの人たちも『傘がとても綺麗だ』と気に入ってもらっている」と来年も出場を打診されたそうだ。
日本のJRAの管理団体になっている農林水産省から在聖総領事館に出向中の中野副領事は「ブラジルで日本の競馬をやっているとは知らなかった。次の機会があればぜひ、観に来たい」と話した。
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2018年8月21日付
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