0001muffin ★
2018/08/22(水) 11:07:35.80ID:CAP_USER92018.8.21 20:55
プライマル・スクリームの1993年の未発表音源が、2枚組アルバム『Give Out But Don't Give Up - The Original Memphis Recordings(ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ - オリジナル・メンフィス・レコーディングス)』として10月10日(水)に日本先行でリリースされる。
同アルバムには、メンフィスの名門、アーデント・スタジオで行なわれたレコーディング・セッションからの「Jailbird」「Rocks」「Call on Me」「Everybody Needs Somebody」「Sad and Blue」「Big Jet Plane」「Free」「Jesus」「(I'm Gonna) Cry Myself Blind」に加えて、初期リハーサル・ジャムなどのレア音源15曲が収録される。24曲すべてが未発表音源という注目の一枚だ。
プライマル・スクリームは1993年、名盤『Screamadelica』(1991年)に続くアルバム制作のためメンフィスへ赴き、プロデューサーのトム・ダウドやデヴィッド・フッド(B)、ロジャー・ホーキンス(Dr)らマッスル・ショールズ・リズム・セクションと共にレコーディング・セッションを敢行。しかし、バンドとクリエイション・レコーズのボス、アラン・マッギーはその音源の出来に落胆し、ジョージ・ドラキュリアスを新プロデューサーに起用して再びセッションが行なわれることになったのだという。その後、アーデント・スタジオでの音源パートは差し替えられ、現在『Give Out But Don't Give Up』として知られているアルバムの完成に至るわけであるが、この“失われたメンフィス録音のオリジナル音源”が、最近、アンドリュー・イネスの自宅地下室で発見されたのだそうだ。
ボビー・ギレスピーは今回のリリースに際して、「1993年、俺たちはメンフィスに行って、トム・ダウドとマッスル・ショールズ・リズム・セクションとアルバムを作った。そのアルバムは日の目を見ることがなかった……今まではね」と振り返りながら、「クリエイティヴィティがこういう風に道を誤っていくんだって教訓は間違いなくあるね。俺たちは常に前進し続けて振り返ることのないバンドではあるけれど、折角メンフィスに行ったのに当初意図していたことをせずに終わってしまったことを、俺は何年も悔やんできた。こんなに長い時間が経った後でこれらの曲を聴いたおかげで、すべてが大丈夫だってまた思うことができたよ。報われた気がするね」と語っている。
なお、英BBC 4では2018年後半に『Give Out But Don't Give Up』のドキュメンタリーも放映される予定となっている。
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