カブスは21日(日本時間22日)、故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有投手(32)のMRI(磁気共鳴画像装置)検査の結果を右肘の疲労骨折などにより6週間の安静が必要と発表。今季中の復帰は絶望的となった。

 ダルビッシュは右上腕三頭筋の腱炎で5月26日にDL入り。同29日のMRI検査では「(筋)組織に損傷なし」との診断だった。だが、6月25日のマイナー戦で実戦復帰した直後に異常を訴え、再検査では「右肘のインピンジメント症候群と炎症」と診断された。

 その後は患部周辺のトレーニングや背骨の調整などで「普段の生活でも違和感があったのにそれがなくなった」と順調だったが、今月19日のマイナー戦で実戦登板に臨んだ際、右肘痛を再発。1回19球を投げて降板。20日に精密検査を受けていた。

 昨季ドジャースで届かなかったワールドシリーズ制覇を目指し、6年契約でカブスに移籍した今季はここまで8試合に登板して1勝3敗、防御率4・95だった。


8/22(水) 6:37配信 スポニチアネックス
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00000061-spnannex-base