アジア大会>バスケ4選手が買春か JOC処分、帰国の途

8/20(月) 11:37配信
毎日新聞

 【ジャカルタ倉沢仁志】日本オリンピック委員会(JOC)は20日、ジャカルタ・アジア大会に出場しているバスケットボール男子代表の選手4人が、日本選手団の公式ウエアを着用して、夜の歓楽街を訪れ、女性を買春した可能性があることを明らかにした。JOCは19日付で4人の選手団員としての認定の取り消し処分を科し、20日早朝に帰国させた。

 処分を受けたのはプロのBリーグに所属する橋本拓哉(23)=大阪▽今村佳太(22)=新潟▽佐藤卓磨(23)=滋賀▽永吉佑也(27)=京都−−の4人。

 JOCによると、選手たちは16日夜、公式ウエアでジャカルタの歓楽街を訪れた。日系人に声をかけられ、女性が接客する店を紹介された。その後に女性とホテルに行き、17日未明に選手村に戻ったという。記者会見を開いた日本選手団の山下泰裕団長は「深夜に買春することは許されない」と説明。「誠に残念である、心よりおわびしたい。全力で再発防止に取り組みたい」と頭を下げた。

 JOCの行動規範には「アジア大会への派遣は国費で賄われる。国民の期待に応えるためには、競技での活躍だけでなく、競技を離れた場でも社会の模範となる行動を心がける」と示している。

 日本代表は16日午後6時半から行われた1次リーグ2戦目のカタール戦で初勝利を挙げた直後だった。これまで1次リーグ1勝1敗で、次は22日に香港と対戦する。登録選手は12人で、今後は残った8人で試合に臨む。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000022-mai-spo