プロ野球は6試合が行われ、セ・リーグ首位の広島がDeNAに9対7で勝ち、優勝へのマジックナンバーを「28」としました。

■セ・リーグ

広島は1回、丸選手の27号ツーランなどで4点を先制し、4回にも3連続タイムリーが出て、突き放しました。
広島は終盤、DeNAに追い上げられますが7人の投手リレーで反撃をしのぎ、抑えの中崎投手がリーグ単独トップとなる28個目のセーブを挙げました。DeNAは先発の今永投手の7失点が響きました。

ヤクルト対阪神はヤクルトが8対5で勝ちました。
ヤクルトは1回、バレンティン選手のリーグトップで3年連続の30号となるツーランホームランで先制し、3回にもバレンティン選手のリーグ最速で100打点に到達するタイムリーツーベースなどで4点を追加して阪神を突き放しました。ヤクルトは先発の石川投手がおよそ2か月ぶりに5勝目を挙げました。
一方、先発の岩田投手が危険球で退場した阪神は、終盤に追い上げましたが及びませんでした。広島が勝ってマジックナンバー対象の阪神が敗れたたため、広島の優勝へのマジックナンバーは「28」となりました。

巨人対中日は巨人が6対5で逆転サヨナラ勝ちしました。
巨人は4点を追う9回ウラ、代打の陽選手のタイムリーツーベースで1点を返し、さらにここから3連続タイムリーが出て同点に追いつきました。最後は、マギー選手がタイムリーヒットを打って、この回、一挙5点を奪って逆転サヨナラ勝ちしました。9回に4人目で登板した3年目の中川投手がプロ初勝利をあげました。
中日は先発の藤嶋投手が7回1失点と好投しましたが、リリーフ陣が誤算でした。

■パ・リーグ

西武対日本ハムは西武が7対4で勝ちました。
西武は2点を追う7回、1点差としてさらに浅村選手がこの試合2本目となる25号満塁ホームランを打ち、この回、一挙5点を奪って逆転しました。
日本ハムはリードを3回奪いましたが、逃げ切れませんでした。

オリックス対ソフトバンクはソフトバンクが8対4で勝ちました。
ソフトバンクは同点の9回、今宮選手の6号ツーランホームランで勝ち越し、この回、一挙6点を奪いました。ソフトバンクはこのカード3連勝です。
オリックスは、先発の松葉投手が7回1失点と好投しましたが、リリーフが打ち込まれました。

楽天対ロッテはロッテが8対7で勝ちました。
ロッテは6点を追う8回、代打の清田選手のタイムリーヒットなどで3点を返し、9回にもヒット6本を集めて、一挙5点を奪って逆転しました。ロッテは、4人目で今シーズン初登板し1イニングを無失点に抑えた高野投手が2年ぶりに勝ち投手となりました。
6点差を逆転された楽天は9回に1点差まで詰め寄りましたが、及びませんでした。

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NHKニュース
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