Jリーグの村井満チェアマン(58)が大物助っ人コンビの驚きの効果を明かした。

 31日の理事会会見で村井チェアマンは、J1神戸に加入したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)と鳥栖に入団したFWフェルナンドトーレス(34)について言及。「イニエスタは、移籍が発表された日は世界のニュースの3番目になった。その内容を認知した方が250億人。トーレスは100億人で、2人合わせて350億人がこのニュースを見て、Jリーグ移籍が世界に報じられたと聞いた」と語った。

 現在の世界の人口は約70億人で、全員が見たとしても1人5回は両助っ人のJリーグ入りに関心を持ったという驚がくの数字だ。

村井チェアマンは「2010年南アフリカW杯の決勝ではトーレスからイニエスタにボールがいったり、最終的に決勝ゴールにつながるシーンがあった。その2人が(Jリーグに)来ている」と強調した。

 その上で「実際、神戸は7月22日の入場者数が2万6146人で今季最多となった。鳥栖でいうと1万7000人くらい。7万人くらいのホームタウンだから4人に1人がスタジアムに来てる換算になる。

そういう意味では、W杯で活躍した選手が揃ってデビューしたということが、いろんな意味でJリーグ復活を告げてくれたと思っている」と、2人の初陣に大きな効果があったという。

 Jリーグ関係者によると、スター選手2人の日本デビュー戦は「グッズ売り上げがそれぞれ過去の平均の3倍になったという情報も入ってきている」。超大物コンビはJリーグ人気の起爆剤になりそうだ。

8/1(水) 16:45配信
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