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2018/07/30(月) 07:56:00.64ID:CAP_USER97月24日、花咲徳栄高校が6度目の甲子園出場を決めた直後、テレビ画面に映る教え子たちの歓喜の輪を見つめていた同校の現役教師A氏が、重い口を開いた。
「頑張った生徒たちを褒めてあげたい半面、素直には喜べない。“甲子園優勝校”の金看板の裏で、ブラック労働が横行している。『甲子園に引率する余裕なんかない』と話す同僚もおり、見切りをつけて教育現場を去った教員もいます」
花咲徳栄は、埼玉県内で1大学・4高校などを運営する一大学園グループ「佐藤栄学園」(本部・さいたま市)の一角をなす。今回の甲子園出場は、教員たちにとっても“厳しい戦い”だとA氏は語る。
「これから学年ごとに“ゼロ泊3日”の応援ツアーが組まれます。1学年600人を超える生徒と職員が30台ほどのバスで甲子園まで往復します」
この酷暑の下、応援し、着替える暇もなくバスへ──生徒の体調管理に神経を使う教員も激務だ。
「引率する教職員には1円の手当も出ないボランティアで、学園グループの教職員は一律、賛助金の名目で1万円が徴収される。数年前までは弁当代や移動費として6000円ほどのお金も自腹で負担していました。もちろん野球部員の晴れ舞台だから、応援したい気持ちはあります。
ですが、そうしたやり方には“生徒のため”という異論を挟みにくい掛け声のもと、無茶な働き方を強いる今の花咲徳栄の体質を感じてしまうのです」(A氏)
◆17連勤の職員も
教員の間に“厭戦気分”が漂う背景には、長時間労働の常態化があるという。
同校が生徒募集用に作成した2018年度版のパンフレットでは、カリキュラムは週6日制で、うち4日は「0時限〜8時限」まで授業があると説明している。
つづく
7/30(月) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180730-00000011-pseven-soci