【音楽】吉田拓郎、ノーベル文学賞のボブ・ディラン氏称賛「ディランが居たから今日がある」
2016.10.14 05:04
米シンガー・ソングライター、ボブ・ディラン(75)が13日、ノーベル文学賞を受賞し、
日本のミュージシャンも歓喜! 吉田拓郎(70)、泉谷しげる(68)ら“ディラン世代”
のシンガー・ソングライターたちは称賛の言葉を送った。
ボブ・ディランにあこがれ、多大な影響を受けた拓郎は「もし、あの時に
ボブ・ディランが居なかったら、と考える。ボブ・ディランが居たから今日があるような気もする。
多くの事がそこから始まったと僕は思うのだ」とコメントし、文学とロックと垣根を越えた
偉大なアーティストに敬意を表した。 1980年代にボブ・ディランの初来日ライブを鑑賞し、大感動したという泉谷は
「いんやビックリ!」と題し、ブログを更新。「えぇえー! あのボブ・ディランが
ノーベル文学賞を受賞したぁあ!?」と驚き、「ボブ・ディランがノーベル賞かぁ〜
似合わないなぁ…この不思議な『違和感』どーしてくれるンじゃい!(笑)
素晴らしきボブ・ディランみんなに愛されてンだな 受賞おめでとう」と泉谷節で祝った。

ボブ・ディランの名前からグループ名を命名したポップデュオ、ホフディランのボーカル、
キーボードの小宮山雄飛(43)
ファンからの祝福メッセージがツイッターに寄せられ、乾杯する写真をアップし、
「みんなお祝いのメッセージありがと! セカオワのNakajin君に祝ってもらってます!」

ディランの名曲「風に吹かれて」(1963年)で衝撃を受けたシンガー・ソングライター、さだまさし(54)
「ディランは自分の周りにある不満や疑問、怒りや悲しみを歌曲の中に持ち込み、
人々の心と時代にフィットした。音楽にこれほどの影響力があるのだと示してくれた」
同世代の歌手、加藤登紀子(72)
「ディランは変革のエネルギーの突端にいて、ミュージシャンに勇気を与えた。
話し言葉に近い彼の歌詞はシンプルだが、大きなメッセージや物語がつづられ、
人々に繰り返し歌われる強さがある」
・ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞に称賛の言葉を送った吉田拓郎
http://www.sanspo.com/geino/images/20161014/geo16101405040007-p1.jpg
・ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン