何とも衝撃的な話だ。未成年女性への強制わいせつ事件を起こし、ジャニーズ事務所を解雇された元TOKIOの山口達也(46)が死をほのめかすほど危険な状態にあると報じられたのだ。しかし死にたいほど苦しいのは彼だけではない。

 24日発売の「女性自身」によると、山口は東京近郊の心療内科専門病院で療養生活を送っているという。そこで治療している病名は、双極性障害。いわゆる“躁鬱(そううつ)病”である。そこで山口は、時折、思い詰めたように「早く死にたい」とつぶやいているという。

 「アルコールへの依存体質を改善しなければならないという事態と、芸能界から距離を置くことになったという事態。すべてを失い、これまでの生活とは一変した状況に、気持ちが追いついていないようです」と音楽関係者はささやく。

 しかし、つらく、苦しいのは山口だけではない。山口の場合、身から出たさびといわれても仕方がない。むしろ、残されたTOKIOのほうが苦しいのだ。

 「4人になっても、福島支援のCM起用は継続されることになり、一安心というところですが、安心できないのがTOKIOの看板番組である『ザ!鉄腕!DASH!!』なんです」と民放関係者。

 4人になっての初放送となった5月12日は平均視聴率20・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高い数字をたたき出したが、最近では13〜14%台で落ち着いている状況だ。

 「もちろん本来ならばこれでも相当高い数字なのですが、日本テレビの日曜日プライムタイム枠は他の番組がもっと高い数字なので見劣りしてしまう。低調にみえてしまうのです」と先の民放関係者。

 さらに「DASH」を支えていた山口を失ったことで、ロケにも人繰りの苦しさが出始めているというのだ。

 「国分太一や松岡昌宏はドラマやバラエティー出演で忙しいとあって、ロケは基本的に城島茂ともう一人という形になりがちなのです。それでも回らないときは、城島ひとりというケースも。山口の抜けた穴の大きさばかりが目立つことになっているのです。残された4人もたまったもんじゃないという怒りを抱えているそうです」とスポーツ紙記者。

 失ったものの大きさは計り知れないようだ。

夕刊フジ2018年7月26日17時13分
https://news.infoseek.co.jp/article/77fujient1807267709/?ptadid=