2018年07月17日 10時49分
https://www.yomiuri.co.jp/sports/hsb/news01/20180717-OYT1T50040.html?from=yartcl_outbrain1
https://www.yomiuri.co.jp/photo/20180717/20180717-OYT1I50016-1.jpg
ナインに声援を送る橋本のマネジャーら

 夏の高校野球和歌山大会は16日、和歌山市の紀三井寺球場で2回戦4試合が行われた。新宮は橋本との接戦を制し、新翔は熊野を逆転で下した。箕島は19安打で粉河に打ち勝った。和歌山北は、小刻みな得点で貴志川を圧倒した。第4試合は2年ぶりのナイターとなった。17日は、同球場で2回戦3試合が行われる。

     ◇

 第1試合の橋本―新宮戦では、橋本のマネジャー11人が、スタンドから大きな声援を送った。

 同校は選手28人に対し、女子マネジャーは12人。これまで、練習ではノックや打撃練習の手伝いだけでなく、選手の“もぐもぐタイム”用に米を毎日40合炊いておにぎりを作るなど、幅広くチームをサポートしてきた。この日は1点を争う厳しい展開に、「ナイス、ピッチング!」などとメガホンをたたいてナインを鼓舞していた。

 3年生は4人いるが、スコアラーとしてベンチ入りできるのは、ただ1人。輪番制で担当を決めているといい、スタンドで応援した3年・福田桃花さん(17)は敗退が決まると、「ベンチで一緒に戦いたかった気持ちはあったけど、最後までよく戦ってくれた選手には『お疲れさま』と言いたい」と涙ながらに話していた。