芸能界がにわかにキナくさくなっている。サッカーW杯ロシア大会の閉幕と同時に、次々と大物・有名芸能人の薬物逮捕情報が駆け巡っているのだ。過去にクスリで逮捕歴のある某タレントや人気アーティストにも再び“マトリ=麻取”や警視庁組対5課が捜査を進めており、いよいよ大詰めを迎えているという。連日の酷暑にも負けない大捜査線の末に、逮捕ラッシュがありそうだ。

 W杯決勝トーナメントで日本がベルギーに惜敗した3日以降、水面下で著名人の逮捕情報が続々と流れている。

 警察事情に詳しい関係者によると「当局も国民の関心がW杯に向いている間は動かない。日本がベルギーに負けたのを機に、メディアに情報を流し始めた可能性がある」と話す。

 W杯が閉幕したいま、クスリ絡みの捜査は大詰めを迎えているといってよさそうだ。そんななか大麻所持の容疑でマークされているのは、有名音楽家X。内偵しているのは「マトリ」と呼ばれる厚労省管轄の麻薬取締官だ。

 関係者によれば「彼が頻繁に通っていた施設は、一部で“シャブ抜き専門”と言われている。すでにマトリの行動確認は済んでいるようだ」。

 同じくマトリが狙っているのは、昨年からずっと狙われている人気アーティストY。今年に入り近い人物が薬物事犯で逮捕されたことでも話題となった。

「Yの周辺捜査で、新たに名前が出てきたのは男性芸能人のZ。このところ自発的に芸能界から距離を置いているが、それはYからの芋づるを恐れてのこととウワサされている」(芸能関係者)

 事情通は「覚醒剤で逮捕された芸能プロ関係者が、Zの家で遊んでいたことを警察に話したみたい。Z周辺は水面下でかなりトラブルになっているようですね。そのZの付き人と、逮捕された芸能プロ関係者がもともと友人だった。内輪で遊んでいたグループの中から、この関係者が逮捕されてしまったわけだからZはかなり焦っている。だから、表に出る芸能の仕事を減らし、目立たないようにしている」と明かす。

 一方、マトリと双璧を成す捜査機関の警視庁組織犯罪対策5課は“薬物界のレジェンド”に狙いを定めている。

 過去に逮捕歴があり、一時は更生したかに見えたが、意志の弱さから再びクスリに手を出しているというのだ。

「そればかりか、売人のようなこともやっていると聞く。これまでは自分でシャブを使用してドン底に落ちるだけだったが、売買に絡んでいるとなると事情が変わってくる。違法薬物の拡散を防ぐためにも、当局は捜査に全力を挙げている」とは警察関係者。

 この他、すんでのところで逮捕を免れたのはスポーツ系タレントだ。当局は都内にあるクラブのVIPルームで売人から定期的に覚醒剤を購入しているところまではつかんでいたが、タッチの差で現行犯逮捕とはいかなかった。

「その後、奥さんとの間に子供が生まれたのを機に、シャブから距離を置いているようだが…。またいつ手を出すかわからないので、マークは外していない」とは別の捜査関係者。

 連日うだるような暑さが続いているが、今年は芸能マスコミにとっても長く、アツ〜イ夏になるかもしれない――。

【最近薬物逮捕された有名人たち】今年も薬物逮捕の有名人は続々と出ている。6月にはヒップホップグループ「練マザファッカー」のラッパー、D.Oこと君塚慈容が大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕。

 5月には女子プロレスラーの浜田文子と、仮面ライダーシリーズに出演した俳優の松尾敏伸がそれぞれ覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕。同月にはラッパーのRITTOこと前原律仁が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕。2月には覚醒剤取締法違反(所持)の疑いでAV女優の麻生希が逮捕された。

 2017年にはタレントの清水良太郎が覚醒剤取締法違反(使用)容疑で、歌手の田中聖が大麻取締法違反(所持)容疑で、橋爪功の息子で俳優の橋爪遼が覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された。

 X、Y、Zらが逮捕された場合、16年に元プロ野球選手の清原和博氏が覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されて以来の薬物による大物逮捕劇となるだろう。

7/20(金) 11:00配信
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