桐生が今季自己最高10秒10で3位「まだ伸びる」
2018年7月19日8時37分 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201807190000124.html

男子100メートル 1レース目、10秒13をマークした桐生祥秀(7)=ベリンツォナ(共同)
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男子100 メートル の2レース目 10秒10で3位となった桐生祥秀(中央)(共同)
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【ベリンツォナ(スイス)共同】陸上男子100メートルで日本記録を持つ桐生祥秀(日本生命)は18日、スイスのベリンツォナで行われた国際大会に出場し、追い風0.4メートルの条件下、今季自己最高の10秒10をマークして3位に入った。
マイケル・ロジャーズ(米国)が9秒92で勝った。

桐生は2度走り、1レース目は追い風0.3メートルで10秒13だった。原翔太(スズキ浜松AC)も2レースに出て10秒56、10秒57だった。

アルプスに囲まれた小さな町で上々の走りを見せた桐生は「二つともシーズンベストで良かった」と納得の表情。

今季は中盤から後半にかけてスピードを維持できず、6月の日本選手権は3位に終わった。今回は「この半年よりは(やろうとしたことが)できていた」という。
2レース目では昨年の世界選手権覇者ジャスティン・ガトリン(米国)に0秒03先着。「まだまだ伸びる可能性はあると思う」と手応えをつかんだようだった。

◆桐生の話 無意識でやってもこの半年間やり続けたことがうまいことできた。10秒10は(自己)ベストには程遠いので、ここから改まった気持ちで(次の)レースに行きたい。