サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表は2大会ぶりに決勝トーナメントに臨む。
2日(日本時間3日)の1回戦でベルギーと対戦するが、相手国メディアは日本を分析。DF吉田麻也を「このチームにおけるスターである」と警戒している。

ベルギーメディアは決して日本を侮っていない。公共放送「RTBF」は日本を徹底分析している。
システム面ではここまで4-2-3-1の布陣を採用していること、MF長谷部誠、MF香川真司、DF吉田、GK川島永嗣といった経験のある選手を軸にしていることも紹介している。

●そして日本のストロングポイントにも触れている。

「守備面では、マヤ・ヨシダがコントロールタワーであり、このチームにおけるスターである。
彼はデュエルを恐れず献身的であり、リカバリーも正確である。プレミアリーグでもプレーするヨシダは守備面の要だ」

プレミアで経験を積む、吉田こそが日本の守備の要だと認めている。
また長谷部を「サムライブルーの頭脳」だとし、「彼は試合の方向性を決め、彼の経験値が鍵となる」とその経験値にも一目を置いている。

日本の左サイドにも注目「ナガトモ、イヌイは常に走り続け、精力的だ」
さらにはベルギーの右ウイングバックに入るDFトーマス・ムニエと、日本の左サイドとのマッチアップにも着目している。

「トーマス・ムニエは、ユウト・ナガトモ、タカシ・イヌイと対峙することになる。この2人は常に走り続け、精力的だ。
またイヌイには相手に痛手を与えるシュートもある。セネガル戦では美しきゴールでそれを証明してみせた。
ユウヤ・オオサコも献身的だ。彼は決してボールを待つだけの選手ではない」

●DF長友佑都、MF乾貴士、FW大迫勇也の名前を挙げて、要注意だとしている。

「厳格さ、規律、連帯感が日本のキーワードであり、活力ある動きと合わさることで対戦相手への驚異となるだろう。
その他にもケイスケ・ホンダ、シンジ・オカザキといった切り札を要しており、セネガル戦ではそれが機能した」

さらには日本が持つ、規律や連帯感という特長にも言及。ジョーカー起用で結果を残しているMF本田圭佑にも触れ、日本に深く迫っている。
ベルギーが誇るFWロメル・ルカク、エデン・アザールら豪華攻撃陣を、“日本のスター”と称された吉田が止められるのか。まずはディフェンス面での頑張りが試合のカギを握ることになりそうだ。

theanswer 7/1(日) 13:31配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180701-00028201-theanswer-socc

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