ポルトガル1部のポルティモネンセは、流通経済大学4年のDF小池裕太の獲得が見込まれることに加え、浦和レッズのMF柏木陽介の獲得にも動いているようだ。

 ポルティモネンセのロディネイ・サンパイオ会長と、同クラブのジェネラルディレクターを務める元浦和のロブソン・ポンテ氏は、来日して数人の日本人選手の獲得に向けた交渉を行っていることがポルトガル複数メディアで報じられている。

 ターゲットの一人は、大学No.1左サイドバックと言われる21歳の小池。アルビレックス新潟のユース出身で、2013年にはトップチームに2種登録された。流経大進学後の2016年には特別指定選手として鹿島アントラーズに選手登録され、ヤマザキナビスコカップで公式戦に出場したこともあった。

 小池はすでにポルティモネンセとの契約が完了していると報じられている。1日に現地入りが見込まれており、チーム始動日の2日には入団が発表される見通しだという。

 一方、柏木の獲得に向けた交渉を行っていることもサンパイオ会長が認めている。「彼と話をして、ポルトガルのリーグがどうであるかを説明した。近いうちに返事をくれるはずだ」と『ア・ボーラ』がコメントを伝えた。

 サンパイオ会長はまた、現在鹿島に所属するFW金崎夢生を復帰させたいとも考えていたようだ。金崎は2013年から2016年までポルティモネンセに在籍していた。だが鹿島が放出を望まず、復帰は「ほぼ不可能」との見方を『オ・ジョーゴ』は伝えている。

 ポルティモネンセには現在FW中島翔哉が所属しているが、ポルトガルや他国のビッグクラブからの関心も盛んに噂されている。一方、2017/18シーズンのポルティモネンセで16得点7アシストの活躍を見せた元鹿島のブラジル人FWファブリシオは、浦和への移籍が先月発表された。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180630-00278859-footballc-socc