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【サッカー】W杯の引き分けを本気で調べてみた。32カ国制以降で一番多い国はどこ?
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2018/06/30(土) 07:17:26.41ID:CAP_USER9
西野朗監督率いる日本代表が、2010年南アフリカ大会以来となる決勝トーナメント進出を決めた。グループリーグ最終戦のポーランド戦前、こんな勝ち上がり条件をよく耳にしなかっただろうか。

 「引き分けでもOK」

 聞こえだけなら簡単そうだ。しかしポーランド戦の日本を思い出せば、そのタスクは難しいものだと痛感した人は数多いだろう。

 では実際、W杯で引き分けってどのくらい起こるものなのか? 

 今大会は全体で見ても引き分けは少ない気がするし、スコアレスドローが1試合しかなかった。そもそも今大会最初の引き分けが「スペイン3-3ポルトガル」の壮絶な撃ち合いだったのが、この傾向を暗示していたのかもしれない。

 そこで、現行の32カ国制になったフランス大会からロシア大会まで、引き分けに終わった試合についてチェックした。

 決勝トーナメントはPK戦(記録上は引き分け扱い)で決着をつけるので、各大会グループリーグ48試合のうち何試合が引き分けだったかを調べた。そして、独断と偏見で印象的な引き分け試合、チームを抽出している。
3引き分けのチームが2カ国も。

 <1998年フランス大会:16試合/48試合、スコアレス3試合>
(代表的な引き分け)
イタリア2-2チリ、チリ1-1オーストリア、チリ1-1カメルーン、オランダ0-0ベルギー、ベルギー2-2メキシコ、ベルギー1-1韓国

 グループリーグ全試合のうち、3分の1が引き分けだった。日本が初出場だったので、そっちに意識がいって気づかなかったのかもしれないが……。チリとベルギーはどちらも3引き分け。チリは当時南米最強と言われたサラス&サモラーノの決定力を前面に、初戦のイタリア戦で撃ち合いを演じるなど、グループステージを2位突破した。

 その一方でベルギーは、オールドスタイルの司令塔として知られたシーフォ、4年後に日本が対戦したヴィルモッツらを擁したが敗退。明暗がくっきり分かれているが、引き分けがプラスなのかマイナスなのかは微妙なところだ。


日本にとっての初勝ち点はドロー。

 <2002年日韓大会:14試合/48試合、スコアレス2試合>
(代表的な引き分け)
日本2-2ベルギー

 自国開催のW杯、やはり一番記憶に残っている引き分けとして、この試合を選ばないわけにはいかないだろう。日本がワールドカップで手に入れた初めての勝ち点が、ベルギーとの引き分けによる勝ち点1だった。

 日本サッカー史に残るこの歴史的ドローの試合展開を思い出してみると、ベルギーに先制ゴールを奪われ、鈴木隆行の魂のゴールで1-1に。その後、稲本潤一の豪快なシュートで日本中が歓喜した。2-2のスコアはロシアW杯のセネガル戦と一緒。こういう試合ができるときの日本は決勝トーナメントに勝ち上がれる、のだろうか。
スウェーデンがしぶとい戦いぶり。

 <2006年ドイツ大会:11試合/48試合、スコアレス5試合>
(代表的な引き分け)
トリニダード・トバゴ0-0スウェーデン、スウェーデン2-2イングランド、クロアチア0-0日本

 引き分けの約半分がスコアレスという、なんとも渋い大会だった。そして日韓大会に続いてスウェーデンが2引き分け。長身DFが並んだ手堅いディフェンスから、前線の決定力で強豪を苦しめ、相手に勝ち点を与えなかったのは、なんともスウェーデンっぽい。ちなみにロシア大会では2勝1敗で首位通過。やはり取れるなら、勝ち点3は大きいのだ。

 そしてこの大会の日本は、2戦目でクロアチアと引き分けていた。初戦でオーストラリアに逆転負けを喫していたので、最終戦でブラジル相手に勝利するしかない状況に。日韓大会とは対照的にドローに泣いた。
ポルトガルとロナウドも意外と苦しむ。

 <2010年南アフリカ大会:14試合/48試合、スコアレス6試合>
(代表的な引き分け)
ニュージーランド1-1スロバキア、イタリア1-1ニュージーランド、パラグアイ0-0ニュージーランド、コートジボワール0-0ポルトガル、ポルトガル0-0ブラジル

 ニュージーランドは3引き分けで3位。28年ぶりの出場で勝てなかったとはいえ、イタリア相手に互角に渡り合って世界を驚かせた。

 ちなみにポルトガルは当時、ロナウドがレアル・マドリーに移籍して点取り屋としての才能を発揮し始めた頃だが、2度のスコアレスドロー。この頃のロナウドは、代表ではそこまで輝けていなかった。

 彼が代表で点を取ってチームを栄光に導くようになるのは、2016年のEURO(欧州選手権)優勝まで待つことに。ただこのEUROのグループリーグでは、3引き分けで3位通過だったのだから勝負はわからない。
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2018/06/30(土) 07:17:45.60ID:CAP_USER9
スコアレスだと総得点が伸びない。

 <2014年ブラジル大会:9試合/48試合、スコアレス5試合>
(代表的な引き分け)
日本0-0ギリシャ、コスタリカ0-0イングランド

 引き分けは少なかったが、スコアレスドローが多かった。

 ロシア大会でもビッグセーブを連発したGKナバスがいたコスタリカ、堅守でEURO2004を制したギリシャがスコアレスドローに名を連ねるのは納得といったところ。

 日本はそのギリシャに苦しめられた。ドイツ大会と同じく、初戦を落としていた状況で、1人少ない相手にスコアレスドローを喫したのが痛かった。0-0の引き分けは、得点を奪う力の大切さを教えてくれる。
面白い引き分けが多かった印象が。

 <2018年ロシア大会:9試合/48試合、スコアレス1試合>
(引き分け全試合)
ポルトガル3-3スペイン、アルゼンチン1-1アイスランド、ブラジル1-1スイス、デンマーク1-1オーストラリア、日本2-2セネガル、イラン1-1ポルトガル、スペイン2-2モロッコ、フランス0-0デンマーク、スイス2-2コスタリカ

 今大会は優勝候補が軒並み苦戦。「とんでもなく面白い引き分け」が多かったのも印象的だ。例えばグループリーグ最終戦でのドローで冷や汗をかかされたポルトガル、スペインは初戦の直接対決でも3点を奪い合っての引き分けはスリリングだった。

 またブラジルvs.コスタリカ(2-0)、ドイツvs.スウェーデン(2-1)、アルゼンチンvs.ナイジェリア(2-1)も終盤でのゴールで最終的には決着がついたが、引き分けでも何らおかしくない試合展開だった。
メキシコ、イングランド、フランスが。

 さてこの引き分け数を通算してみると、どの国が多くなるのだろうか。

 <過去20年の引き分け数(4回以上)>
6回:メキシコ、イングランド、フランス
5回:ポルトガル、イタリア、パラグアイ、ベルギー、韓国、アメリカ
4回:日本、南アフリカ、スウェーデン、スイス

 メキシコやベルギーなど決勝トーナメント進出を目標に置く中堅国が多い印象だ。その中で優勝経験国のイングランドやフランス、今大会は出場できなかったイタリアも引き分けが多い。

 そして5大会連続で引き分けがあった国は3つある。それはフランス('02〜'18年大会)、メキシコと韓国('98〜'14年大会)だ。奇しくも同組となったメキシコと韓国は、今大会でそれぞれ2勝1敗、1勝2敗。しかし両国とも前回王者のドイツに勝利したのだから、勝負とは分からない。

 この引き分け、粘り強いか勝ち切れないかは評価が分かれるところだが、W杯に出場し続けなければこの記録を達成できないのも確かだ。

VARの存在がやはり大きいのでは。

 今大会でスコアレスドローが少なくなった大きな要因として、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の存在に触れないわけにはいかない。今大会はすでに過去最高となるPK回数を数えている。これによって試合展開が動きやすくなったのは間違いない。

 これまでの大会の引き分け数を見ていると、グループリーグの約20%の確率で発生している。そう考えると、いわゆる格下にとって、ドロー狙いは難しいとはいえ現実的な目標と言える。

 そして日本も最終的にはセネガル戦の引き分けがグループ突破のカギになったわけで、1-2の状況から同点ゴールを決めた本田圭佑は“プロフェッショナル”な働きだったということだろう。

 過去優勝国のグループリーグ結果を見てみると、引き分け地獄にハマらず首位突破したチームが多い。今大会で考えると、2戦で悠々と決勝トーナメント進出を決めたイングランドやベルギーは、千載一遇のチャンスだろう。1回戦でベルギーと当たる日本にとっては、厄介と言えるが……。

 とにもかくにもサッカーは、ゴールが決まれば気分がアガるのは確かで、だから今大会は面白いのだろう。ここからの決勝トーナメント残り32試合に引き分けはない。数多くの名勝負が生まれるはずだ。

 そして次の「シビれる引き分け」は4年後を楽しみにしよう! 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180630-00831223-number-socc&;p=4
0004名無しさん@恐縮です
垢版 |
2018/06/30(土) 07:28:03.16ID:7OnN4ilp0
4チーム全部0-0引き分けでイエローカードも0だったら何で決めるんだ?
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