http://www.sanspo.com/geino/news/20180629/owa18062917000007-n1.html

お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明(46)と矢作兼(46)が29日、TBSラジオ「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(金曜前1・0)で、サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表が強豪ポーランドに0−1で敗れるも、フェアプレーポイントの差で2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を決めたことを喜んだ。

 H組で国際連盟(FIFA)ランキング61位の日本は28日、西野朗監督(63)が先発メンバー6人を入れ替えた最終戦で同8位のポーランドに敗れた。1勝1分け1敗で勝ち点4から伸ばせなかったが、勝ち点や得失点差などで並んだセネガルを今大会から導入された「フェアプレーポイント」2差で上回った。しかし、試合終盤に1点を返すのではなく、守備陣を中心に選手間でボールを回し続けた消極的なプレーにスタジアムはブーイングの嵐。時間稼ぎに終始したことが試合後に批判を集めた。

 小木は「賛否もあるだろうけども。逆に言ったら、日本が最後にあんなプレーをできるってすごくない? 大人だよ。攻めないで、試合をちゃんと考えて勝負に徹してたっていうか。今までなんて日本は全部がむしゃらにいくしかなかったんだよ、W杯なんて。あの作戦なんて強豪国がやるやつだもんね。あれを日本がやる時代になったってことはすごいことですよ」と西野監督の采配を評価した。

 矢作も「(以前は)作戦を考えるなんてどころじゃない。一生懸命やって、決勝いったらいいなあっていうぐらいのレベルだった」と同調。「1戦目、2戦目の調子がよすぎて、俺たち調子に乗っちゃったの。それを考えたら、あそこを冷静に判断した西野監督って大したもんだね」と語った。

 日本はベスト16で唯一のアジア勢として、7月2日(日本時間3日未明)の決勝トーナメント1回戦で同3位のベルギーと対戦し、初の準々決勝進出を目指す。