6月24日、TOKIOがメインを務めるバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が放送された。この日は、番組の看板企画『DASH島』と『DASH村』を放送。
『DASH島』は今年4月に山口達也が脱退してから初の、メンバー全員が集結しての収録。「4人になったTOKIO」「TOKIOの再出発」というテーマが強くクローズアップされた内容だった。視聴者からも大きな反響が寄せられている。

 TOKIOは現在、無人島で金属を作ろうと、反射炉(金属融解炉の一種)を建設している。数年計画で設営しているが、この作業は以前よりメンバー内で「棟梁」と呼ばれていた山口が中心的な役割を担っていた。
残された他のメンバーは慣れない作業に戸惑い、しまいにはDASH島担当の番組ADにも技術面で遅れをとることになった。

 それでもTOKIOの4人は「大声出していこう!」「頑張っていこう!」と山口のいない現状を乗り越えるかのように、黙々と作業に徹した。これには多くの視聴者が感銘を受けたようだ。

 一方、番組スタッフが早くも「山口不在」をネタにする余裕ができたようだ。松岡昌宏と長瀬智也とスタッフが重さ250キロの屋根を持ち上げた際には、松岡が自分たちを漫画『北斗の拳』のキャラクターに例えた。
このキャラクターは最後、仲間を救うために巨石を持ち上げた挙句に絶命する役。ナレーターは「これ以上メンバーが減っては困る!」とポツリ。明らかに山口を意識したような演出が話題を呼んだ。

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