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2018/06/24(日) 06:15:45.46ID:CAP_USER9日本は西野朗監督(63)とDF吉田麻也(29=サウサンプトン)が出席。まず質問を受けた吉田の後、西野監督が対応。「セネガルの肉体面以外の強み」を問われると「日本から見たアフリカのイメージは、やはりフィジカル。まず警戒しなければ、対応しなければ、と考えています。でも今回のセネガルは肉体的な強さ、速さだけではない、選手が警戒しているところはオーガナイズされているチーム。個々を生かすための、攻撃権を得るための組織化された守備。そこにフォーカスを当てて見ています。非常にディシプリン(規律)があって警戒しています」と話した。
日本が3月のベルギー遠征で対戦したマリ(1−1)との比較を求められると「ここに来る前に、日本でガーナとも壮行試合をしました。アフリカのチームとテストマッチした中で、地域によってタイプが違う。マリともガーナとも違うセネガルが、そこにはある。なかなか測れない強さ、速さの感覚はテストの中で体感できたところはある。でも、セネガルはチームとしても規律が整っている。そこはテストできていない。非常にこう、個の力を爆発的に出してくるためのチームディシプリンがある。明日、想像以上のものがあるのではと、選手たちも思っています」と明かした。
どうやって崩しにかかるのか。弱みがあるのか。そう聞かれると「ここ数日、セネガルに対して(今大会の選手最軽量59キロの)乾と(168センチの)大島に5キロ増量、身長を5センチ伸ばせ、失敗し、そのまま戦うことを余儀なくされている」とジョークで返す余裕を見せた。続けて「ボールを使ってセネガルに対抗する(競技)。軽い体でも対抗できるし、肉体的なコンタクトが多いゲーム展開だと状況は不利ですが、変化をし、想定してないところのクイックネスを生かしたり、しっかりボールを動かして対応していく。あまり弱点が見当たらないので、肉体ではなく頭の方を整理して戦術を考えていかないといけない」と返した。
警戒する選手については「マネもそう。個々のスピード。グループの守備を考えても、そこを打開してくる、破壊してくる力が個々に存在する。組織的に守ろうとしても個の力で粉砕される状況が考えられる」と最悪の状況を想定し「入れ違った瞬間、対応しなければいけないし、直線的なプレー、力が攻撃のベースにはあると思うので、しっかり遅らせる、止める、推進力を抑える対応をチームとして考えなければいけないなと思います」と話した。
「奇跡でもなければコロンビアに勝てないと話していた。なぜ悲観的だったのか」との質問には「奇跡を起こせますか? と聞かれたので『わずかな奇跡ですよ』と答えただけ。自分には昔の話(アトランタ五輪でブラジルを破ったマイアミの奇跡)があるので、そう言われているけど、我々はそうとは思ってない。奇跡が1人歩きしているだけで『勝てれば小さな奇跡かもしれません』と言っただけ。悲観的ではなかった。勝つために準備してきましたし、実現できた。奇跡とも思わない」と力強く言い切った。
ベースキャンプ地カザンでの練習後に「セネガル戦のベースはコロンビア戦と変えない」と話していたことについて再確認されると「あまり、お答えしたくない」と笑顔を見せながら「全員がピッチに立てる現実はある。コンディションが悪い選手はいない。選択肢はあります。ただ初戦、数的優位な状況ではありましたが、戦い切れた。基本的にはスタートメンバーはコロンビア戦(と同じ)と現時点では考えています」と“予告先発”した。
セネガルのメディアからは「いい選手がいて、組織的なセネガルを恐れているようだ。何か選手を孤立させるプランがあるのか」。これには「恐れは全くない」と即答。「チーム力に自信は持って臨みたい。今までイメージしてきたアフリカのチームとは違う強さが今回のセネガルにはある。スーパースターへの対応を考えると難しさはあるが、選手とここ数日、どう対応していくか準備してきたので。恐れるというよりは楽しみに考えたい。どう攻略するか、明日、見せたいなと」と自信を見せた。
つづく
スポニチ 6/23(土) 22:27配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00247822-nksports-socc
写真
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