がけっぷちの韓国メディアはメキシコ戦の完全アウェー状況を危惧

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグF組の韓国代表は23日、第2戦でメキシコと激突する。初戦のスウェーデンに敗れ、がけっぷちの韓国。ドイツを破ったメキシコ相手に勝ち点3が欲しいところだが、会場は完全アウェーとなりそうだ。韓国メディアが危惧している。

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 韓国にとって負けられない1戦が行われるロストフアリーナは、メキシコサポーターが客席を埋める中での試合となりそうだ。

 韓国紙「京郷新聞」は「大韓サッカー協会によると、FIFAが予想した試合の観客数は4万2600人で、韓国からの観客は900人と予想された」と報道。満席に対して、韓国サポーターの割合はわずか2パーセントになる見込みだという。

「FIFAはチケットの購入申請時に発行されたFAN ID番号で観客数を予測する。メキシコからの観客数は韓国より10倍近く多い8600人と予測された」

「メキシコ国籍はなくても、米国と欧州に住んでいるメキシコ人は多く、実際のメキシコを応援する観衆はさらに多いと予想される」
「メキシコへの実質的な応援団は4万人に迫ったといえる」

 記事ではこう伝えている。メキシコから訪れるサポーターは8600人と予想されているが、実際はメキシコを応援するファン一色になることが予想されている。

 韓国メディア「sportalkorea」も「危機のシン・テヨン号、メキシコの4万人観衆も超えなければならない」と完全アウェーが濃厚な状況に危機感を募らせている。

「FIFAの総予想観客数は4万2600人だが、韓国の応援団は約900人と予想されている。メキシコの実質的な応援団は4万人に迫ったといえる。韓国はロシアに響き渡る、メキシコへの一方的な応援を超えなければならない」

 900対40000――。声援の大きさで結果が決まるわけではないが、少なくともメキシコの勝利を願う声が大部分を占める中で、必勝の一戦に臨むことになりそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180623-00027275-theanswer-socc