ロシア・ワールドカップが開幕してまだ1週間しか経っていないが、すでに戦前には予想されていなかったサプライズがいくつか起きた。これを受け、アメリカ『アスロン・スポーツ』は「ワールドカップで早期に起きた5つのサプライズ」と題して特集を組んだ。

この特集の中には、日本代表の大金星が4番目に登場。同メディアは、前大会ベスト8のコロンビア代表が初戦を落としたことについて「オープニングゲームで予想外のチームに敗れた」とした。この一戦について「コロンビアは日本に1-2で敗れた。アジアのチームに敗れるのはワールドカップの同国の歴史で初めてのこととなった」と大きな衝撃に包まれたと言及し、決勝トーナメント進出に向けて正念場が続くと解説した。

同メディアが選んだ1番のサプライズは、リオネル・メッシのPK失敗。16日に行われたアイスランド戦、世界最高選手と名高い同選手はPKのキッカーを務めるも失敗に終わり、1-1のドローで試合終了。メッシのPK成功率について「直近の7回のうち、これが4本目の失敗になった。プレッシャーが大きすぎるのか代表では成功を掴めていない」と指摘した。

続く2番目は前回大会優勝国のドイツ代表の敗戦。17日に行われたメキシコ代表戦でドイツ代表は0-1で敗れ、1982年以来36年ぶりに初戦での黒星を喫した。さらに、3番目はブラジル代表対スイス代表の1-1のドロー。「戦前の予想ではネイマールが復帰したブラジルが圧倒的に有利とされていただけにこの結果は大きなサプライズになった」と選考理由を語った。

最後の5番目に登場したのは、開催国ロシア代表の躍進。ソビエト連邦解体以降、1994年、2002年、2014年に次ぐ、4回目の出場となったロシア代表は地の利を活かして、最終戦を残して初のグループリーグ突破を決めた。

わずか1週間でさまざまなことが起きた今大会だが、7月15日までの大会期間のうちにまだまだ多くのサプライズが起こりそうだ。

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